うんちで健康管理

Vol.017　うんちで健康管理

普段見落としがちなうんちの状態。
そこに愛犬家らのSOSが隠されているかもしれません。
この夏を、わんちゃんと思い切り楽しむために、うんちで健康管理していきましょう！

 

健康なうんちの状態

うんちの色や形・硬さなどでわんちゃんの健康状態を知ることができます。
普段あまり気にしないですぐに捨てているかもしれませんが、定期的にチェックすることをおすすめします！
では、健康なうんちとはどんなうんちなのでしょう？？
まずはカタチ。細長い形でコロンとしたものがいくつかにまとまっているのが通常です。
水分がある程度あり、若干つやがあるウンチは健康なうんちと言えると思います。
色ですが、これは食べているものによって若干変わるのですが、基本濃いめの黄土色でつかんでもすぐに崩れないくらいの硬さがあるウンチであれば健康状態が良好と言えるのではないでしょうか。

 

こんな場合こんなうんちになることがあります

●おやつの食べ過ぎ　消化不良など 食べ過ぎ尾などにより消化不良を起こしている場合は、未消化の食べ物がうんちに混ざって普段より臭いうんちが出ることがあります。穀物や脂分を多く含むものを食べた場合にも同様にうんちが臭くなることがあります。 ●腸に細菌やウイルスが異常繁殖している場合 感染症や中毒を起こしている場合はいつもより柔らかいうんちが出ることがあります。 水分の取りすぎや、腐ったものを食べた場合も同様に柔らかくなります。 様々なストレスが要因でうんちが柔らかくなってしまうことも！

 

色の違いでわかる病気のサイン

●黄色・緑が買った色の場合
小腸で十分な消化吸収が出来ていない場合があります。
●黒いうんちの場合
小腸内で出血がおこっている可能性があります。
●ペースト状で薄い色の場合
肝臓の機能が低下している可能性があります。
●白っぽいうんちの場合
膵臓の機能が低下している可能性があります。
●うんちに血が混ざっている場合
消化器系のどこかで出血が起きているサインですので、血便が続くようなら早めに病院へ！

このように毎日のうんちの状態は、体調不良を判断する材料になります。
毎日でなくとも、ちょっと気にしてあげるとよいかと思います！