大胆に…スケルトンリフォーム

施工前の図面

今回は、安藤敏郎建築設計事務所様が設計を担当され、それに基づいて当社で施工を行いました。
施工前の図面と安藤敏郎建築設計事務所様が設計された図面を掲載します。

和室を備えた一般的な３LDKの間取りから回遊動線を持たせた２LDKに設計しなおされています。
キッチンと浴室は既存のまま残しながらも、全く違うお部屋になりました。
リビングと洋室1の間には連動させない４枚の可動間仕切りを設けることで一つの大空間から別々のお部屋にしたり、目隠しとしても使用出来るようになりました。

上の設計図を基に、当社にて施工を担当させていただきました。施工の様子は以下をご覧ください。

施工の様子

３LDKのお部屋が２LDKに変身する過程をご覧いただけます。

リビング・洋室

まずはリビングと洋室１の施工の様子をご覧ください。
リビングの大きさは変えず、隣の和室2部屋をつなげて大きな洋室としました。

下は施工前のリビングと和室です。

キッチンと浴室をのぞきすべて解体していきます。
どんなお部屋になるのか楽しみです！

こちらの写真は和室2部屋です。すべて取り払われました。

コンクリートの壁にボードを貼りました。大分間取りが分かるようになってきました。

安藤設計様で設計された家具が組み立てられていきます。

床に濃い色目のフローリングを貼っています。

リビングと洋室１の間には可動間仕切がつきます。

完成したリビング・洋室1はこちらです。

下の写真は洋室１側からリビング・キッチン方向を撮影したものです。
壁一面の収納が美しい仕上がりです。

こちらの写真はリビング側から洋室1方向を撮影した写真です。
左側はウォークインクローゼットです。

下の写真はリビングと洋室１の間を４枚全ての可動間仕切で仕切った状態です。

下の写真のように一部分を目隠しすることもできます。

シーンに応じた空間の使い方ができます。

玄関・廊下

玄関はどのように変わったのでしょうか。
まずは施工前の写真をご覧ください。

下足収納は腰の高さまでしかなく、収納量が不足していました。

下足収納を造作しています。
天井までの収納にする事により、既存の倍に容量を増します。

完成した玄関はこちらです。

明るく清潔感がある空間で、ご家族やお客様を迎えます。
写真右側が下足収納になります。

下足収納の扉を開いた写真です。
扉裏に付けた姿見も、女性にはうれしい配慮です。

玄関から廊下方向を撮影したものです。
廊下に沿って設けた食品庫・食器棚も収納量を確保しながら、すっきりと納められています。

リビングから廊下・玄関方向を撮影したものです。
美しい仕上がりです。

同じ方向から撮影した玄関と廊下を間仕切る天井までの扉です。
寒い日の冷気を遮ったり玄関の目隠しとしたりと空間を美しく演出します。

トイレ

施工前のトイレはこちら

備え付ける物の質を少し上げる事でまた違った空間になりました。

ユーティリティ

ユーティリティも美しく一新しています。

施工前のユーティリティはこちら。

施工後はこのようになりました！
トイレと一続きの白いタイル貼りの床が美しいですね。
洗面化粧台も交換しスッキリとまとまりました。

キッチン空間

キッチン自体は既存のままに、間取りを変更し、背面にカウンターを設けました。

施工前のキッチンはこちら。

カウンターや収納がついて半独立のキッチン空間になりました。

新しく設置したカウンター部分は引出式の収納になっていて
食器などキッチンまわりの小物を沢山収納できます！

以前は見せていた梁型を吊戸棚の扉で隠すことにより、天井まである他の家具との統一感を持たせました。

リビング側からキッチンをみると下の写真のように見えます。

開放感がありながら料理中の手元が見えない絶妙の高さのカウンターがうれしいですね！

大きなウォークインクローゼット

両方の洋室どちらからでも使用できるウォークインクローゼットを作りました。
両側にたっぷり収納があります！

洋服掛けはショート丈・ロング丈両方に対応し、
洋服も小物もきれいに整理して収納できます。！

洋室2

水廻りに近い洋室２には、サニタリー＆リネン収納を備えました。
素材をマッチさせた空間が、オレンジ色の照明に照らされて暖かい雰囲気に仕上がりました。
ウッドブラインドも建具とマッチしてとても素敵です。

今回のリフォームは、住戸を丸ごとリノベーションするというものでした。
ご夫婦それぞれが、落ち着いた空間の中で安心して暮らせる様に作り替えています。

安藤敏郎建築設計事務所様の素晴らしい設計の物件に、施工者の一人として参加できたことをありがたく思います。

施主様もご満足いただけたのではないでしょうか？