室内の床を飾るタイル。おしゃれでモダンなインテリアイメージにぴったりです。素材は磁器やせっ器などの種類がいくつかあります。床タイルは元々、劣化が少ないためお手入れがしやすく耐久性の高い床材です。クッションフロアに比べると汚れが染み込みにくい特色があります。室内のキッチンやバスルーム、トイレ、玄関などの床で利用されています。お部屋の床タイルお掃除のポイントを簡単にまとめました。
内装床タイル 通常のお掃除
準備するもの:ほうきやモップ、雑巾、研磨スポンジ(メラミンスポンジ等)、洗剤、ブラシやたわし
ほうきで掃いたりモップをかけたり、掃除機などでホコリやちりを吸い取ったりします。雑巾がけして水拭きで取れない汚れは洗剤をつけた雑巾でふきます。部分汚れは研磨スポンジでこすります。玄関のタイルなどはデッキブラシやたわしに洗剤をつけてこすってください。
※タイルの素材によってはブラシやたわしを使用すると表面に傷がついたり、コーティングが落ちたりする可能性があります。事前にご確認ください。
内装床タイル 落ちにくい汚れ
落ちにくい頑固な汚れは不織布スポンジやメラミンスポンジでこすってください。
目地に汚れが染み込んでいる場合はたたくように汚れを吸い取りながらふきます。
ヘアカラー剤やうがい薬などが染み込んでいる場合は、ペーパーに漂白剤の原液をつけ汚れにかぶせ5~10分おきます。そして雑巾でたたくようにふきます。
タイル目地の汚れ
室内タイルは継ぎ目の間隔が開いていないですが、そこはやはり溝になり汚れがたまりやすい場所です。汚れを拭き取り、歯ブラシなどに洗剤をつけ、軽くこすり汚れを落とします。目地は汚れが染み込み跡が残りやすいのですぐに汚れを拭き取るのがポイントです。
キッチンの床タイル汚れ
主な汚れの原因:油や調味料のこぼれ汚れ
水に中性洗剤をたらしスポンジでふきとります。タイルを傷つけようにクレンザ-は研磨剤が入っていないものをお勧めします。
バスルームの床タイル汚れ
主な汚れの原因:皮質や石鹸カス、シャンプーなどのぬめり
浴室用の中性洗剤で除去しますが、こびりついた汚れについては、液体クレンザーで素早くふき取ります。
トイレの床タイル汚れ
主な汚れの原因:尿とびなどの黄ばみ汚れ
トイレ用の 酸性系洗剤で掃除してください。なお、尿とびによる悪臭の発生を抑え、目地の変色や汚れ付着を防止する機能を持つタイルもあります。
玄関の床タイル汚れ
主な汚れの原因:泥やほこり、汚れた雨水
ホコリをはきごみを取り除きます。水をかけブラシなどでこすり流します。汚れた水は放置せずしっかり流しきります。
主な汚れの原因:泥サビつき
希塩酸洗剤をサビている部分につけて数分おいて、こすり洗いをします。
主な汚れの原因:靴底のゴム跡、アスファルトなど
中性洗剤、クレンザーをつけナイロンブラシでこすり、洗い流します。油汚れは粒子が細かい為、長い間放置しておくとタイルに付着して凝固してしまいます。気がついたらすぐにふき取るようにしてください。