事務所からシャビーシックなしつらえのサロンへ

今回のご依頼は、2008年から営業されているヘアサロン　フェルマータ様の移転工事です。

「大人の女性のための癒しの空間」
「都心にありながら、都会の喧騒から離れて“ホッ”とする時をお過ごしいただき、気が付けば素敵なヘアが出来上がっている。」
というのがオープン当時から一貫したテーマのお店とのこと。

2019年移転にあたり弊社高木が、サロンの素敵なテーマを空間として実現させるべく、オーナー様と一緒に考えお手伝いさせて頂きました。

DATA

オーナー様のセンスが光る、リラックス出来るサロンが完成しました。

お施主様との出会い

弊社ホームページをご覧になりお問い合わせくださいました。

今回の工事は、移転してのリニューアルオープンという事でした。

施工前のお部屋は3点ユニット付きの細長いタイプで、もともと事務所として使われていたお部屋でした。

美容室とは程遠い内装のこのお部屋がどのように変わるのか、楽しみですね。

大人の女性の癒しの空間というサロンコンセプト。
デザインコンセプトは地中海南仏にあるアトリエのイメージ　地中海ブルーを基調としシャビーシックなしつらえを。とのことでした。

既存の水廻りの位置等を考慮しレイアウトをさせて頂くとともに、オーナー様のイメージを実現するための素材選びをオーナーと一緒に熟考しました。

以下は施工前後の平面図です。

ブルーとホワイトの対比が美しいヘアサロンが完成しました。
施工前後の写真を比較してご覧ください。

入り口付近から店内を撮影。
同じ部屋とは思えないほど印象が変わりました。

三点ユニットやキッチンがあった水廻付近を改修しシャンプー台を設置しました。
ゆったりとした空間に仕上がっています。

まさにシャビーシックという佇まい。古めかしさの中に気品が漂った空間です。

オーナー様と弊社高木が熟考して完成させた「大人の女性の癒しの空間」をご覧ください。

美しいブルーが印象的な店舗入口ドア
チェッカーガラスがシャビーな雰囲気とお客様が安心できるプライベートな空間を作り出しています。

ブルーのドアを開けると…
落ち着いた印象の美しい店内が見渡せます。正面に見えるブルーの壁が印象的です。

オーナー様がご用意された家具の一つ一つが空間を演出しています。

一番奥がセット面です。美しいですね。

セット面の背面にシャンプー台。
もともと三点ユニットやキッチンがあった場所です。

ブルーのモザイクタイルとペンダントライトでトイレも雰囲気のある空間になりました。

アンティーク調の時計や上品な受付カウンターも素敵です。

こんな素敵なサロンで、ゆっくり過ごしてみたい。と思えるような空間になったのではないでしょうか？

シャビーシックについて

シャビーシックとは、英語の「shabby」と「chic」を掛け合わせた造語です。シャビーは「使い古された」「古びた」、シックは「上品な」「優雅な」というような意味を持っています。
この二つが掛け合わさって「使い古されてはいるが上品で落ち着いた」というような意味合いになります。

使い込まれ愛されて続けているからこその美しさと優しさが、居心地を良くしてくれるのかもしれませんね。

担当：高木　智

オーナー様のコンセプトを表現するために、何度も打合せを重ね完成したサロンです。工事で造作したもの以外にオーナー様の方で用意して頂いた家具などがとても美しく、オーナー様のセンスが光るサロンとなりました。