札幌市ブロック塀等撤去工事補助制度を利用したブロック塀解体復旧工事です。
住宅の種類 | 戸建て |
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建築構造 | – |
築年数 | 30年以上 |
施工地 | 札幌市北区 |
施工日数 | 7日間 |
施工年 | 2022年 |
施工内容 | ブロック塀の解体・撤去および復旧 |
施工費用 | 約140万円 |
今回の工事は「2022年度(令和4年度)札幌市ブロック塀等撤去工事補助制度(申請受付期間:2022年4月20日~2022年11月30日 )」を利用いたしました。
札幌市ブロック塀等撤去工事補助制度とは、札幌市内にある倒壊の危険性のあるブロック塀等のうち、一定の要件を満たすものの撤去工事に要する費用の一部を補助する制度です。
ブロック塀等を地盤面まで撤去する工事が対象となります。
お施主様からのご要望
スクールゾーンに面したブロック塀のため、事故が起きないよう解体をしたい。とのことでした。
初回現場の様子
現地を確認すると、ブロックの一部が剥離して舗道に落下している状態でした。
塀自体はしっかりしていましたが、ブロック表面の劣化が激しく叩くとポロポロ落ちてくる箇所も見受けられました。
近くに小学校があり、朝と昼過ぎはこどもたちが登下校でこの道を通るため、非常に危険な状況でした。
そのため、ブルーシートとカラーコーンで養生を行い、早急に見積を作成することにしました。
施工のポイント
こちらのブロック塀は舗道に面しており、他 条件も該当するため、撤去・解体には札幌市の補助金の利用をお勧めしました。
※今回の工事は「2022年度(令和4年度)札幌市ブロック塀等撤去工事補助制度(申請受付期間:2022年4月20日~2022年11月30日 )」を利用いたしました。
ブロック塀を解体した後は、雪の堆積場所を確保するため、またこどもの侵入も防止したいとのことで、再度ブロック塀を復旧することにしました。
既存ブロック塀は5段ですが、予算も考え今回は4段で復旧することになりました。
ブロック塀の下には土台があり、こちらは問題なさそうなので再利用して施工することにしました。
解体して分かったのですが、配筋の数や間隔が間違っており 配筋を打ち直してブロック塀を敷設しました。
施工前後の様子
以下は施工前後の様子です。ご覧ください。
解体、復旧しましたので、倒壊の心配がなくなりました。
歪みなく、まっすぐに施工できています。
こどもが登下校でブロック塀の横を通るため、事故が起きないか心配しましたが、何事もなく工事が終わり良かったです。
現地を確認した際、非常に危ない状況でしたので、お見積り・補助金の申請・ブロック塀解体までを最短で行いました。
見えない所ですが、ブロック塀の強度に関わる配筋も縦・横に施工しなおし、しっかりモルタルで固めております。
今回の事例のように舗道に面したブロック塀に劣化が見られる場合、劣化したブロック塀が崩れ通行人に怪我をさせてしまうこともありますので、早い段階での工事をお勧めいたします。
ブロック塀にヒビ割れや傾き、笠木(ブロック塀の屋根部分)の脱落などがあれば解体を検討するタイミングですので、是非お問い合わせください。