ここ数年、小さなお子さんを連れてコーヒーやランチが気軽に楽しめる「親子カフェ」が増えています。
2014年11月、札幌市白石区本郷通9丁目にもそんな子育て中のママたちに嬉しい、靴を脱いでくつろげるキッズスペース付きの親子カフェがオープンしました。
住宅の種類 | – |
---|---|
建築構造 | – |
築年数 | – |
施工地 | 札幌市白石区 |
施工日数 | 3週間 |
施工年 | 2014年 |
施工内容 | 間取り変更、トイレ交換、建具交換、エアコン取付 羽目板張り、壁紙張替、床材張替 |
施工費用 | お問い合わせください。 |
札幌市白石区にある靴を脱いでくつろぐキッズスペース付き親子カフェの店舗リフォーム施工例です。
店舗リフォーム前の様子
カウンター席がメインのお寿司屋さんのような内装で「子供連れで行けるカフェ」という雰囲気とも遠い印象でした。
カフェを行うにはトイレが少し狭いかなという 印象も受けました。
お施主様からのご要望
木を使うような仕上がりにしてほしい。あとはいろいろと提案してほしいとのことでした。
工事のポイント
客席から厨房の中が見える状態でしたので、手元が隠れる高さまで壁を大きくしました。
手元は見えないですが、厨房の中からはお客様の状態がわかるようにしております。
客席の一番奥には小上がりを設けてます。小さなお子様をお連れの方はこちらで遊ぶことができます。
間取り図
今回の間取り図です。
リフォーム前はお客様の席はカウンター席で、トイレは手洗い場と2部屋に分かれ狭くなっていました。
このようにお母さんたちが子供連れでゆっくりくつろげるカフェになるよう店舗リフォームを行います。
リフォーム前後の様子
簡素な内装の空きテナントが木の素材を生かしたお家風のかわいらしい親子カフェに変身していきます。
カウンターの施工
リフォーム前はお客様の席から厨房の中が見えるほど開口の広いカウンターでした
壁を高くして、厨房の様子がほどよく隠れる高さに変更しました。
また、カウンターテーブルは撤去し、オーナー様が余った木材で作られたテーブルと椅子を設置し、カフェらしい内装になりました。
トイレの交換と間取り変更
もともとは手洗い場とトイレの二部屋続きで分かれた造りになっていましたが、壁を取り壊しトイレを広くしています。
入り口のドアの位置も正面に変更になりました。
トイレと手洗いが一つになり、広く使いやすくなりました。
広くなったことで小さなお子さんがご利用になる時もお母さんがついていけるので安心です。
キッズスペースの小上がり造作
トイレの入り口を正面に変更し、横にパネルカーペットを敷いた小上がりを作りました。
小さなお子様が遊べるキッズスペースです。
完成後はおもちゃも置かれ、小さなお子さんたちに喜ばれるスペースが出来上がりました。
こちらのスペースでお子さんたちも楽しく遊べるので、お母さんたちは安心してくつろげます。
こういった「子供が遊べるスペース」は子供連れで来店できる親子カフェならではの特徴です。
完成したカフェの様子
完成したカフェの様子がこちら。
木の素材感を前面に出した内装がぬくもりを感じさせます。
子供が遊べるキッズスペース
完成したキッズスペースで、オーナー様のお嬢さんが遊ぶ様子がとても可愛らしく、写真を撮らせて頂きました。
こちらのスペースでたくさんのお子さんの笑顔が目にできそうです。
店内全景
カフェ施工事例 – Spherical Image – RICOH THETA
RICOHの全天球カメラ、「THETA」で撮影した店内の全天球イメージです。
360度全ての角度から施工後のカフェの店内をご確認下さい。
お客様インタビュー
Wreath &cafe Mozirikkoの施主様に今回の店舗リフォームについてインタビューさせていただきました。
以前店舗リフォーム工事を担当させていただいた「鍼灸アロマサロン IPPUKU」のオーナー様からのご紹介で弊社を選んで下さったとお聞きしていますが何か決め手になるようなことなどありましたか?
「縁」って大事だな、と思っています。
すけみつさんは私の妻がIPPUKUさんのお友達ということでご紹介していただのですが、人と人との繋がりでの出会いは大事だと思い、そういう部分を信じてすけみつさんにお願いしてみました。
工事の出来は当初のイメージと比べていかがでしたか?
イメージ通りで満足しています。
カウンターのつくりや木の素材感を前面に出した感じの内装のつくり・・・等、担当の長沼さんのご提案がこちらのイメージしていたこととぴったりで、ほぼその提案通りにスムーズに進みました。最初は天井をもっと下げる・・・というようなご提案もありましたが予算の関係でこの状態に落ち着いたのですが、出来上がりを見て、結果的にはよかったな、と思っています。
施工される上でオーナー様が特にこだわったところはありますか?
絶対に必要だったキッズスペースの小上がりですね。
最初は靴をはいたままあがるお店にしようと考えていましたが、子どもが降りてどこかに行ってしまうということもあるので急きょ靴を脱いであがってもらう形にしたら、お客さんにもいい反響をいただきました。
今後、同じように店舗をオープンをされる方へ、何かアドバイスがあればお願いします。
私たちのような建築の知識等がない一般の人は、ある程度業者の方におまかせするしかないと思いますので、実際に会って話して「この人にならお願いしてもいい」と思える担当さんを探すことだと思います。
実際に施工してみて思ったのは北海道だけに冬場の暖房・断熱に関する面には気を使ったほうがいいですね。
雪が降ってから気付いたのですが壁の裏側にもともとあった窓が割れていて外気が入ってきていました。古いテナントだとこういうこともあるようなので、プロの方にいろいろ相談するべきかなと。(※すけみつでこちらの問題も対応させて頂きました。)
こんな風に後々別の問題が出てくる可能性もあるし、長い付き合いになるかもしれないのでお見積もりの安さなど値段だけで決めるのは個人的にはおすすめしません。信頼できて長く付き合えるかどうかが大切だと思います。
「子供が生まれてからは大好きなカフェにもなかなか行けなくなってしまって・・・だったら自分たちで子供を連れて行けるカフェを作ってしまおうと思ったんです。」 と語る奥様。
「Wreath &cafe Mozirikko」はそんな子育て中のパパ・ママであるご夫妻の細やかな気配りと温かい人柄があらわれた素敵なカフェでした。
■SHOP-DATA
Wreath &cafe Mozirikko BLOG
お問い合わせ専用TEL:090-8140-4573
札幌市白石区本郷通9丁目北4-22
「子供を連れてカフェでのんびりお茶したい」「授乳中だけどおいしいコーヒーやお茶が飲みたい」Mozirikkoはそんな育児中のママたちが一息つけるカフェです。
お子さんを連れて、手作りの美味しいケーキやカフェメニューでランチやティータイムはいかがですか?
この度はオープンおめでとうございます。
また取材形式での施工例ご協力ありがとうございます。
他にはない、「小さいお子様と気軽に来店できるお店」 そのような案件に携わることができて、大変光栄です。
内装の仕上がりも暖かみがあり、オーナー様ご夫婦の雰囲気にもあっており まさにお二人のお店が出来上がったと思います。