法律事務所の移転に伴う書架の移設・造作工事他

法律事務所移転工事施工後

札幌市中央区の弁護士事務所様の事務所移転に伴い、造り付けの書架の移設・造作工事等を行いました。
移転先の事務所の天井高にあわせ、大きかった木製書架を分解しサイズを変更して移設しています。

DATA
住宅の種類
建築構造
築年数
施工地 札幌市中央区
施工日数 約2週間
施工年 2014年
施工内容 新規間仕切り(会議室・応接室・更衣室・書架)、新規購入備品(移動書庫)、既存備品の解体移設、ビジネスホンの購入・新設
施工費用 お問合せ下さい

お施主様との出会い

移転前の事務所を新装した時の業者が廃業してしまったとのことで、ホームページにて新たにお問い合わせ頂きました。 他社にもお見積もりをとっておられましたが、既存の書架の移設が可能だった弊社にご依頼頂きました。

お施主様からのご要望

作り付けの木製書架及び既製品のスチール製スライド書庫が移転先の事務所の天井高と合わず、どうにか移設できないか、とのご要望でした。

施工のポイント

移転前の事務所では大量の書物を保管するための大きな作り付けの書架が設置されていましたが、移転先の事務所とはサイズが合わず、このままのサイズでは移設が不可能な状態でした。

引越し前の事務所図面

A,スライド書棚
スチール製のスライド書棚です。移転先の事務所には大きすぎました。

B,木製書庫1
大会議室前までこのように大きな書庫が続いていました。

C,木製書庫2
移転前は会議室の天井までぴったりと書庫が収まっていました。この大きさのままでは移転先の事務所に納まりません。

移転後の事務所図面

そこで、木製書架は上下に、スチール書庫は単体のボックスに分解し、移転先に収まるサイズにして設置することで対応しました。
さらに書類が増えるので既設と同じ、スライド書庫の高さの低いタイプを新規で購入いただき、設置しました。
また、木製書架で、寸法の合わない部分は同様の素材を使用し、既存のものと全く同じものを新たに作成しました。

オフィス改装・設備工事の様子

書架解体・移動作業

まずは書架を解体し、移転先の事務所に運びます。

木製書棚解体中
スチール書庫解体中

法律事務所ということで、膨大な書籍や資料を保管するための書架が、壁いっぱいに並んでおりました。
移転先の事務所でも使用するため、丁寧に解体していきました。

間仕切り壁の造作

次にオフィスを間仕切る壁を造作し、応接室・更衣室・書庫・会議室の4部屋を作っていきます。

間仕切り配置イメージ

書架を所定の位置に移動し、壁の下地を組み立てて行きます。

間仕切り工事中

壁を設置し、この後、クロスを貼り仕上げていきます。

間仕切り工事中

クロスを貼り、建具の設置が完了し、間仕切壁の完成です。
何もないまっさらな状態だった事務所に4つの部屋が出来上がりました。

間仕切り工事中

木製書庫 リサイズ・移設

既存の木製書架を移転先の事務所の天井高に合わせ分解してサイズ変更を行い、使用出来る様にします。

下の図は既存事務所の平面図と木製書庫の写真です。

既存事務所書庫の位置と写真

移転後の図面と書庫写真はこちら。

移転後事務所書庫の位置と写真

木製書架を上下の重ね部分で分割し、会議室と応接室の二部屋に分けて設置しています。

書庫分割移設の写真

また、わずかに余ったスペースに同じ素材を使用して新たに書棚を製作して組み込みました。

新しく造作した書庫部分

多機能ビジネスホン「CrosCore」設置

移転前の事務所で使用されていたビジネスホンが旧型で回線を増やす事が出来ないため、移転を期にOKIの多機能ビジネスホン「CrosCore」をシステムごとご購入頂き、設置いたしました。

多機能ビジネスフォン

「CrosCore」は豊富なビジネスホン機能と多彩なコミュニケーション端末に加え、セキュリティ機能も充実しております。オフィスに合ったビジネスホンもご提案いたしますので是非ご相談下さい。

担当:渡邊 隆義

作り付けの高級木製家具はまだまだ使用可能な状況で、廃棄するには・・・・・。 何とかご要望にお答えすることが出来たと思います。移転する場合作りつけの家具等は移動できないと思われがちですが、可能な場合もあります。お困りの時は是非お問い合わせ下さい。

営業担当 渡邊隆義
担当:高木 智

今回の工事は移転工事の為、使用しているデスクや家具、備品等はそのまま使用されます。よって、全てのサイズを把握しレイアウトをし寸法を考慮します。当然の事ですが、そうする事で壁と家具がピッタリ納まりスッキリした空間となります。(当社は図面を作成しお打合せさせていただきます。)

営業担当 高木智