ワンルームの部屋に間仕切壁を設置し2つのコールセンターが完成しました。
住宅の種類 | – |
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建築構造 | – |
築年数 | – |
施工地 | 札幌市中央区 |
施工日数 | 3日間 |
施工年 | 2018年 |
施工内容 | 間仕切壁造作・グラスウール施工・クロス貼り |
施工費用 | 約60万円 |
施工前の様子
パーテーションで応接室を仕切っているだけの、約60㎡のワンルームでした。
施主様からのご要望
約60㎡のワンルームを2社合同で使用しそれぞれコールセンターを設立する。
そのため間仕切りを設置し、下記要件をクリアした2部屋にしたい。
- それぞれ内法20㎡以上必要。
- それぞれ鍵付きの扉を設置。
- 電話している声が隣に聞こえない程度の防音。
施工のポイント
お客様のご要望は、現状仕切りのないお部屋を間仕切る事でした。各お部屋は法律上20㎡必要との事で、何度も打ち合わせを重ねた上、各お部屋を広く使えるように設計いたしました。
- 施主様ご要望の要件①②は法律上必要で、①は特に施工後に変更は出来ないので、間違いのない様に何度も確認しました。
- 要件③は、天井から床まで間仕切りを設置し、中に遮音性のある断熱材・グラスウールを施工する事で通常のマンション程度の防音性を確保しました。
- 梁が多い建物でしたので、すき間からの音漏れがない様に、壁の取合いに気をつけました。
- 遮音性とご予算を考え、木造の間仕切壁を採用しました。
施工の様子
まずは大工さんに、間仕切り壁の土台となる下地を作ってもらいます。
ていねいに墨出しをし、直線・位置・部屋の広さなど間違いが無いか確認しながら作業します。
梁部分や見切りなどによるデコボコにも合わせて施工します。
下地が完成したら、壁となる「石膏ボード」を貼っていきます。
こちらも凹凸に合わせていきます。
ここで隙間が多いと、断熱・防音効果が薄れてしまいますし、見た目も良くありません。隙間をしっかりと塞ぎます。
片面にボードを貼ったら、断熱・防音効果のある『グラスウール』を施工します。
もう片面にもボードを貼ったら間仕切り壁は完成です!
続いては、扉の施工です。
壁の開口に合わせ扉を設置します。 まずは枠を作成・設置し……
丁番を付け、建具を取付けます。
ドアノブを付け、開閉具合や鍵を確認し……
戸当たりをつけて完成です!!!
大工さんが終わったら、クロス職人さんの登場です!
クロスを貼っていきますが、新しい壁にはボードの継ぎ目があります。
必ず「パテ」という材料で下地を処理し、継ぎ目やビス穴を埋めてから壁紙を貼ります。
継ぎ目のない綺麗な壁になりました!
最後にソフト巾木を設置し、完成です!!
オフィスビルのため夜間工事になりましたが、お施主様はじめ管理会社様や警備会社様、他のテナント様も快くご協力してくださったので、とてもスムーズに施工できました。
間仕切壁は今回のような木造の他、アルミ製やスチール製などでも設置可能ですので、用途やご予算に合わせたご提案をさせていただきます。
夜間工事でしたが、特に問題もなく段取り良く施工することが出来ました。
他にアルミパーテーションやスチールパーテーションも多数施工していますのでお気軽にお問い合わせください。