凍結した排水管の解氷作業
スノーダクトの凍結でご連絡いただきました。
山本養蜂園様 排水管解氷作業
地域:札幌市白石区
施工期間: 1日
リフォーム費用: 約15万円
施工内容:
凍結した排水管の解氷・亀裂の入った箇所の復旧
施工年:2013年
施工前の様子
お客様が所有する3階建て倉庫の1階床面が水浸しの状態でした。
3階の排水管に亀裂が入っており、その部分から水が溢れ、壁をつたって1階まで落ちていったようです。
亀裂の入った箇所の直ぐ近くに排気口があり、そこからの冷気で排水管内の水が凍結したようです。
水浸しの一階倉庫
亀裂が入った三階の排水管
施主様からの要望
「排水ダクトの水が凍っているため、融かして欲しい。」とのことでした。
施工のポイント
状況を確認すると、3階のダクト接続部分が裂けているため、その部分を中心に解氷作業をすることにしました。
排水管(塩ビ管)にドリルで小さな穴を開け、氷を溶かすための蒸気注入口を作ります。
下の写真は穴あけ後の排水ダクトです。
穴から蒸気を入れ、氷を溶かします。
今回使用した蒸気ボイラはこちらです。
30分程解氷作業を続けましたが相当凍り付いており、
上からの解氷作業では融かしきれませんでした。
今度は、職人と一緒に2m程雪を掘り起こし排水枡を探し、下から解氷作業をすることにしました。
下から解氷すると、融けた水が排水されるため、効率よく作業ができます。
解氷作業を終了したのち、亀裂の入った箇所を復旧しました。
亀裂箇所をカットし、
新しい排管を接続します。
最後に防火材を巻いて作業完了です。