漏水があったオフィスビルの屋上を防水工事、ペントハウスにある配水管の凍結防止の対策をしました。
住宅の種類 | – |
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建築構造 | – |
築年数 | – |
施工地 | 札幌市白石区 |
施工日数 | 3週間 |
施工年 | 2013年 |
施工内容 | 屋上防水工事・屋上配水管電熱線工事 |
施工費用 | 約100万円 |
工事前の様子
ジョイント部分の劣化や溝の穴などが見られました。ドレン部の周辺もメンテナンスが必要でした。
また、屋上にはペントハウスがあり、こちらの排水管が凍りオーバーフロー(満水になった水があふれ出ること)を起こした形跡も見られ、改修工事が必要な状態でした。
お施主様からのご要望
「漏水しているので防水工事をしてほしいと」とのご要望でした。
防水工事のポイント
木造も絡めた建築物でしたので、直接火を使用しない工法で施工しました。
屋上で蜂を養殖しているため通常のシルバー色仕上げではなく、蜂に刺激を与えないように緑色の塗装で仕上げました。
冬場になるとペントハウスの配水管が凍ってしまうため、配水管に電熱線を入れ排水経路を確保し、内部からも配水管の状況が確認できるスイッチを取り付けました。
防水工事の様子
まずは建物屋上に材料や基材・什器を運びます。
大変重い資材もあり手作業では難しいためクレーンを使用して屋上まで運びます。
1、下地処理
ごみを取り除き清掃して劣化した部分や穴が空いた箇所を補修・確認します。
2、下地剤、プライマーを塗る
アスファルトプライマーはコンクリートとアスファルトとの接着をよくするための塗液です。
3、防水シート貼り
ルーフィングというシートを重ねて防水層を形成します。
4、仕上げ
劣化した部分や穴が空いた箇所を補修します。
防水工事後の様子
劣化が見られた部分がきれいに補修されました。四隅も隙間なく補修されましたね。
仕上げにコーキングを打ちます。
オーバーフローを起こしていたペントハウスの配水管に電熱線を入れ凍結を防止しました。
こちらはその配水管の状況を確認するためのスイッチです。
夏場は電気代節約の為スイッチを消します。
蜂に刺激を与えないように緑色の塗装で仕上げました。
屋上から漏水を放置してしまうと、建物内部は腐食が進み取り返しのつかないことになりますので定期的な点検をおすすめします。
ご不明な点はお気軽にお問い合わせ下さい。