クッションフロアの掃除方法

水に強くお手入れやお掃除がしやすいという特徴を持つのがクッションフロア。キッチンやトイレなどの水周りや廊下、子供部屋など住まいに広く利用されています。
クッションフロアは業界では「CF」とも呼ばれており、ビニール製の素材で表面プリントされた発泡層をもつクッション性のある床材で、デザインも多様かつリーズナブルです。
クッションフロアを長くきれいに保つためのメンテナンス方法の一例をご紹介します。

通常のお掃除

準備するもの:研磨スポンジ(メラミンスポンジ等)、洗剤、雑巾、掃除機、モップ 等

掃除機、モップやペーパーモップで埃や髪の毛などのゴミを取ります。

固く絞った雑巾で表面を拭きます。汚れがひどい場合は継ぎ目や隅の部分はスポンジやブラシなどでこすり、汚れを浮かして拭きます。 ブラシは汚れが浮いてくるように「円を描くように」動かします。 シートが取れてはがれたり、浮いたりするのを防ぐため、隅を掃除する場合は水が入らないように注意してください。

また、ダニ対策に、1日1回の雑巾がけが効果的です。 クッションフロア自体に抗菌や防汚れの加工がしてあるものもありますので通常は普通のお掃除で大丈夫です。

お掃除・メンテナンス例

「いつもお掃除はしているのに気がついたら落ちない汚れがあった」なんてこと、よくありますよね。クッションフロアは日常よく使用するお部屋の床に用いられています。そのため、へこみ、カビ、補修、ワックス、黒ずみ、黄ばみ、しみ、、傷、ゴム汚染、変色などのお悩みも多いでしょう。そんなクッションフロアの「症状」ごとにお掃除の方法の一例をまとめました。

黒ずみ

目地や隅にできる黒ずみは洗剤をつけてスポンジでこすっても汚れが取れない場合もあります。場合によっては、濡れ雑巾で拭くと汚れが傷や細かな穴から染み込んでシミにもなりかねません。黒ずみを取るいくつか方法をご紹介します。
汚れを浮かして拭き取るのがポイントのようです。

  • 固く絞り洗剤をつけた雑巾をブラシにのせ、円を描くようにこすります。汚れを拭き取ります。
  • 洗剤をスプレーしたティシュを1時間ほどおきその後、固く絞った雑巾で拭き取ります。
  • 酵素を中心に配合された溶剤(オキシクリーンなど)を浸した雑巾をフロアの上に30分ほどおき、その後汚れを拭き取ります。
  • 床ワックス剥離剤(ワックスはがし)を使い汚れを浮かし拭き取ります。

油汚れ

お掃除してもキッチンでこぼした油汚れが落ちない、べたつき感が残るという経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。クッションフロアはビニールコーティング加工してあるため、油性分やコーヒなどのシミはすぐに発泡層に染み込んでしまいますので、素早くふき取ります。

  • 少量のベンジンにつけた雑巾で拭き取り、水で薄めた中性洗剤につけた雑巾で拭き取ります。外側から汚れの中心に向かってたたくように拭きます。最後に水拭きします。
  • スポンジに床用クリーナーを少量つけて拭き取り、ぬれた雑巾で拭きます。洗剤が残らないように再度拭きあげます。
  • 洗剤を水で薄め重曹を入れてかき混ぜます。とろとろになったものをスポンジにつけてこすります。
  • 重曹を床にまき水で薄めたお酢をスプレーします。泡立ちがあったら少しおいて拭き取ります。

黄ばみ・しみ

長時間、水に濡れた状態を放置などするとしみや色落ちの原因となります。しみは一度できると落ちないことが多いです。気がついたら素早くふき取りしてください。

傷・こげ跡

ペットの引っかき傷、タバコなどのこげ跡など、大きなものは難しいですが比較的小さなものであればご家庭でメンテナンスも可能です。
表面だけのこげ跡は、カット綿に補修財(シーム液)を5滴ほど垂らして少しおいて乾いた雑巾で軽く拭きます。跡が目立たなくなるまで3、4回を繰り返します。内部の奥深くまでこげている場合の補修はシーム液でも困難です。

ゴム汚染・変色

椅子の脚にはめる滑り止めゴムなどゴム素材がシートが触れることで変色し黄色や茶色になります。そうなると変色した部分を削り取るか、シートを貼り替えするしかありません。ゴムの使用を避けるか、紙をかませたり、あて布したり保護シートを敷くなどしてゴム素材が直接クッションフロアに触れないようにします。
粘着テープも同等の汚染が生じることがありますので、アクリル系粘着材をお勧めします。
また、長時間直射日光が当たる場所では、変退色する可能性がありますので、カーテンやブラインドなどで日よけしてください。

へこみ

クッションフロア自体の機能として弾力性がありますが重い家具やキャスター椅子などでへこみが生じることがあります。一度へこむと元には戻すことは大変困難です。へこみを防止するには板などを敷き、重荷を分散させましょう。

カビ

お部屋でも湿気と温度があればカビは発生します。洗剤で取れない汚れはカビの可能性があります。換気をして湿気をためないようにしてください。 洗剤で取れないカビは表面ではなくフロアの下地から発生したと考えられますので業者などにご相談ください。

メンテナンス

クッションフロアを長持ちさせるのに有効なのがワックスがけです。クッションフロアもフリーリングのようにワックスがけしても問題ありません。ワックスはシートを保護し床の美観を保ちます。

ワックスがけ

準備するもの:抗菌剤入りワックス、または樹脂ワックス、雑巾

床をきれいに掃除します。洗剤で拭き取り水ふきして床が完全に乾いた状態で塗布します。ワックスを直接床にまくのは厳禁です。少しづつ布に含ませうすく伸ばしていきます。 ワックスを塗ると表面に保護皮膜ができ、つやが出て汚れも落としやすくなり、キズもつきにくくなります。