和室の押入れを床脇に変更しました。
広く感じることを意識して設計しています。和室にゆとり空間が生まれました。
住宅の種類 | – |
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建築構造 | – |
築年数 | – |
施工地 | 札幌市北区 |
施工日数 | 3日間 |
施工年 | 2011年 |
施工内容 | 床の間横の収納スペース解体、床脇造作(地袋・違い棚・狆潜り・萩窓・間接照明)、畳表替え、畳製作、壁紙張替 |
施工費用 | 約70万円 |
家族構成 | – |
間取り | – |
お客様の声
和室が6畳間で狭いので、広く感じることができるようにリフォームできないかと思いすけみつさんへお願いしました。
施工のポイント
広さが感じることができて、なおかつ施工範囲を狭くする方向で話しがまとまってきたので、あくまで壊すのは下の押入れのみ。そこで空間を広く感じれるように、「中間だけの壁」と「間接照明」で奥の広がりを感じるように、細工いたしました。
「中間だけの壁」には光が取れるように萩で作った桟に障子を組みこんでおります。メンテナンスできるように取り外しも可能な形で細工しております。
空間を広く感じるように床の間と床脇の間に狆潜り(ちんくぐり)を設け、地袋、違い棚の厚みも狭くしております。そのぶん特注サイズの畳を一枚敷きこみ少しですがお部屋を広く致しました。
狆潜り:床の間と脇床とのあいだの壁の下部に設ける開口部。
床脇(間接照明)造作
1. この押入れスペースを床脇にリフォームします。
2. まず押入れの戸や壁を取り外していきます。
天袋はそのまま使用します。
3. 違い棚、地袋、中間だけの壁、間接照明が備え付けられました。
4. 畳の表替え・壁紙リフォームも行い施工完了。
床脇に特注サイズの畳が敷きこまれました。
5. 美しいゆとりの空間は日々のストレスを癒し、家への愛着を深めます。
効率主義の近代風潮から開放されるひとときを過ごせますね。
正面から見るとこのようになります。押入れだった場所が…
床脇に変わりました!
壁紙貼りをした床の間と表替え後の畳
壁紙と畳が新しく明るくなったことも、部屋を広く感じさせます。
和室のリフォームは年々件数が減ってきております。そんな中でこのような案件をいただけて大変うれしかったです。
和室というのは使用する商材によって金額が異なってきます。なのでご予算に合わせて和室はお作りすることは可能です。
今回の事例をみて「和室もいいものだな」と改めて感じたお客様がいらっしゃいましたら、是非お問合せください。