玄関側の屋根に三協テックの雪庇ガードを設置した事例です。
住宅の種類 | 戸建て |
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建築構造 | – |
築年数 | – |
施工地 | 札幌市北区 |
施工日数 | 1日間 |
施工年 | 2019年 |
施工内容 | 雪庇防止用の柵設置 |
施工費用 | 約24万円 |
お施主様との出会い
当社サイトをご覧になりお問合せ頂きました。
お施主様からのご要望
玄関側に雪庇が出来、落ちると室外機などに当たり壊してしまいそうなので何とかしたいとのことでした。
施工のポイント
事前に雪庇の状況が分からなかったため、高さを変更することが出来る三協テックの雪庇ガードを採用しました。
今回の工事では高さ40cmまでを想定して2段の雪庇ガードを施工し、雪庇が40cmを超えるようであればもう一段増設することで対応することといたしました。
防水処理をしっかり意識し施工致しました。
色味はお施主様にサンプルを確認して頂き決定いたしました。ツートンの外観イメージを壊さない仕上がりとなり、お施主様の想像通りの仕上がりだったようです。
カラーは以下から選定頂きました。
三協テック 雪庇ガードの大きな特徴
オールアルミ製でサビにくい。
雪庇ガードの上下に風を通すので、大きな雪庇が出来にくい。
※ただし状況により柵の下側に小さな雪庇が出来る場合があります。
木造やコンクリート造など下地によって適した施工が出来る。
施工後に増設など高さの変更が可能。
※雪庇ガードは、雪庇が出来なくなることを保証する商品ではありません。
施工の様子
それでは施工の様子をご覧ください。
実際に雪庇ガードを設置する場所の採寸をします。
事前に図面などで下地の位置も確認しておきます。
工事個所(今回は屋根)に、工事に必要な様々な基準線(水平・垂直・中心など)を書き出す墨だしという作業をします。
柱の取付位置を決定します。
ビス穴をあけ、雨漏り防止のためコーキングを施工します。
下の写真は板金用の特殊コーキング材です。
専用の防水ゴムを取り付けビスを打っていきます。
柱を設置しています。
板材を施工し、柱の根本にはカバーを取り付けました。
施工後の様子
施工後の様子をご覧ください。
まずは屋根の上から見た雪庇ガードの様子をご覧ください。
施工した雪庇ガード全体を下から撮影。
雪庇ガードの色味を外壁2階部分と似た明るい色にする事により、家全体のイメージを崩すことなく自然な仕上がりになりました。
施工はスムーズで、朝から始めて夕方前には完了しました。デザイン的にもマッチして良かったです。
今回は戸建住宅への雪庇止め施工でしたが、マンションやビルなどにも設置できます。
また、1列だけではなくL字型やコの字型に設置することも可能です。状況に合わせご提案させていただきます。
是非お問い合わせください。
雪庇(せっぴ)とは…
せっぴとは降り積もった雪が強風により風下側に向かって大きくなり、庇のように張り出した状態です。通常は降雪・積雪時に、風速4m/s程度から雪庇が発生、成長すると考えられています。