肩湯がうれしいユニットバス・間取り変更他

中古住宅の1階部分を中心に改修した事例です。お施主様は、DIYをされる方でしたので、その余地を残しながらの施工となりました。

DATA

住宅の種類	戸建　3LDK
建築構造	–
築年数	約35年
施工地	札幌市北区
施工日数	30日間
施工年	2022年
施工内容	1階部分間取り変更、床上断熱工事、システムキッチン交換工事、ユニットバス交換工事、洗面化粧台交換工事、便器交換工事、給水給湯配管更新工事、水抜き栓交換工事、幹線入れ替え、分電盤交換工事、電気自動車用コンセント設置工事、内部電気配線工事、玄関ドア交換工事
施工費用	約800万円

お施主様との出会い

弊社ホームページをご覧頂いてお問合わせ下さいました。

お施主様からのご要望

まず第一に『今のタイル張りの浴室をユニットバスにしたい　肩湯をつけたい』とのご希望がございました。

その他にも「現在脱衣室がないのでほしい。」「洗面所からトイレに行けるような動線にしたい。」「玄関ドアの交換」「築年数がたってるので、給水給湯配管も直したい。」「キッチンの向きを変更したい。」「エアコン用コンセントが欲しい。」「壁紙は自分で行うので　それ以外の部分をお願いしたい。」などのご要望がありました。

※「肩湯」とは、温泉施設などで見かけることがある首周りにお湯を当てる設備や入浴方法のことを言いますが、ユニットバスでも各メーカーから肩湯が出来る商品が販売されています。

初回現場の様子

築年数が経っている戸建てでしたので、全体的に直さないといけないかな　という印象でした。

お施主様のご要望がしっかりとしていたので、建物の現状を踏まえ、ある程度のプランはすぐに固まりました。

施工前後の図面と施工内容

以下は、施工前後の平面図と施工内容です。

施工内容

1,浴室

既存在来浴室から肩湯機能があるユニットバスへ、片開き戸から引き戸へ

2,脱衣室・洗面室新設

洗面室からトイレに直接入れるような間取りに、床：フロア貼り、クロス張り

3,リビング

ドア：片開き戸から引き戸に変更、窓：リフォームサッシにて交換、床：フロア貼り

4,玄関ドア

リフォームドアにて交換

5,和室

畳表替え

6,キッチン

キッチン：設置場所を変更し交換、床：フロア貼り

施工のポイント

肩湯が出来るユニットバス

肩湯仕様のユニットバス　LIXILスパージュを採用していただけました。
こちらの製品は、LIXILユニットバスの最上位グレードのお風呂です。
さらに、保温仕様、サーモバス、サーモフロアも採用して、高級感と暖かさに配慮したお風呂空間になりました。

採用していただいた　LIXILスパージュのプラン

完成した浴室（LIXIL　スパージュ）

カラーは落ち着いたホワイト、浴槽の形状はリクライニングを採用。
こちらの浴槽は、寝湯に近い姿勢で湯に浮遊するような感覚を楽しめる浴槽です。もちろんベンチに腰掛けて半身浴も楽しめます。

そして一番のおすすめは、お施主様こだわりの肩湯。
肌をなでるように流れるお湯で、まるでスパのよう心地よさを体験できるのではないでしょうか？

設置場所を変更して交換したキッチン

元々壁付けI型のキッチンが入っておりました。この間取りは家事に集中できるという利点がありますが、リビングダイニングに背を向けて調理などの作業をすることになります。お子様がいらっしゃる家庭では特に、家事をしながらお子様の様子を確認したいという希望が多いかと思います。
お施主様のお宅でも、家事をしながらお子さんを確認しやすい環境をご希望でしたので、配置を変え新しいキッチンを設置させて頂きました。面材は白をお選びになりましたので、とても清潔感のあるキッチン空間となったのではないでしょうか。