江別市で戸建て住宅の外構工事をさせていただきました。
住宅の種類 | 戸建て |
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建築構造 | – |
築年数 | 築25年 |
施工地 | 江別市 |
施工日数 | 14日間 |
施工年 | 2024年 |
施工内容 | アスファルト舗装工事、L型土留め工事、土間用物置設置、玄関ドア・ガラス交換 |
施工費用 | 約180万円 |
お施主様からのご要望
ご夫婦でバイクを所有するため、バイク用の車庫として土間用の物置が欲しい。
車の乗り入れができるよう、カーポート設置とアスファルト舗装をしたい。
玄関ドアをもう少しオシャレなものに変えたい。とのことでした。
施工前の現場の様子
片持たせのカーポートをご希望されておりましたが、敷地面積を確認すると家屋外壁面から境界までの距離が短く、カーポート設置は難しい状態でした。
そのため、車両を停めやすくするため、アスファルト舗装をご提案しました。
ご夫婦共にバイクがお好きで、バイクをしまう車庫が欲しいとのことでしたので、ヨド物置のエルモシャッターをご紹介致しました。
玄関ドア交換のご依頼があったので補助金(先進的窓リノベ2024事業)のご提案をし、一緒にガラス交換もお勧めしました。
施工の様子
道路面から裏庭まで、掘削し砕石をいれて路盤を作っていきます。
物置を設置する所には土間を打設するため、採寸・割付を行います。
土間の布基礎部分を型枠ブロックで作っていきます。ブロック内部は鉄筋を入れて補強しています。
型枠ブロックに穴を開け、土間コンクリート用の鉄筋を配筋します。配筋が終わると、型枠ブロックの内部にコンクリート流し込む作業に入ります。
まずは土間コンクリートが凍害によるひび割れ等を起こさないよう、スタイロフォームを敷設します。
次に土間コンクリート部分の配筋を行い、生コンを打設していきます。
今回は、小規模なため人力で打設しています。広い範囲で生コンを打設する場合は、ポンプ車が必要になります。
バイブレーターを掛け、余計な水と空気が抜けやすくします。最後に表面をキレイに均します。
L型土留めを敷設します。
当初は、この部分も車乗り入れのため、アスファルト舗装・路盤工事を行うため敷地を切り下げる予定でしたが、敷地中央部分の排水桝の深度が浅く、排水管が凍結する可能性があるため、切り下げずに整地をし物置などを置くスペースとして活用していただくことになりました。
施工前の敷地(土留め敷設か所)
L字土留め敷設の様子
土留め内に土を入れている様子
路盤の仕上げとアスファルト舗装。
路盤に細く砕石を入れ水勾配を調整し、しっかりと転圧をかけて、路盤を締めていきます。
アスファルトを敷設したら、エアコンの室外機を復旧します。
砕石を入れ転圧をかける。
アスファルトを施工し、エアコンの室外機を復旧。
エルモシャッターを組み立てていきます。下枠設置の際は、物置の角が直角になるよう左右の対角線を確認し調整します。
前後の柱・梁を仮止めして屋根を組立て、その後、壁を設置していきます。
壁の設置が終わると、シャッターを設置していきます。
組み立て時シャッター本体にはスラットが10枚程度しかついておりません。錠付きのスラット等を追加し、最後に地面に設置するスラットを差し込み仕上げます。
エルモシャッターは、普通の物置と違い、正面の開口部分がシャッターになっているため、バイクの出し入れが容易になります。また、床が土間コンクリートのため、バイクスタンドの使用も可能です。
ガラス交換と玄関ドア交換を行いました。
既存ペアガラスが寿命のため、空気層に結露が起きていました。 今回、先進的窓リノベ事業の補助金を使い149,000円の補助金を申請し受理されました。
施工後の様子
施工後の様子をご覧ください。
路盤・アスファルト舗装を行うと、車やバイク、自転車などの乗り入れがしやすくなるだけでなく雨水などが地中にしみ込まないため、地面の陥没や建物への悪影響のリスクを軽減します。
また、外観を整備された家屋は、より華やかに見えます。
バイクや自転車などを雨や雪から守りたい方は、乗り入れが容易な土間用エルモシャッターをご検討ください。
今回、工事を行った江別地域は、札幌近郊でも土壌が粘土質の地域が多く分布しているため、水はけを改善する暗渠工事やアスファルト舗装工事が特に有効な地域です。