管楽器演奏用防音室施工

管楽器用防音室施工後

音楽教室として使用するお部屋の防音工事を行った札幌市の事例です。

DATA
住宅の種類 マンション
建築構造
築年数 新築
施工地 札幌市内
施工日数 約3週間
施工年 2025年
施工内容 管楽器用防音室
施工費用 約400万円

防音工事にご興味のある方は、「音のイラっと何とかしたい!」もご覧ください!

防音特設ページリンク

お施主様からのご要望

音楽教室として使用する洋室の、防音工事をお願いしたい。とのことでした。

施工前の現場の様子

新築のきれいなマンションでした。

施工前のお部屋

施工のポイント

今回は、防音に特化したドアと天井材が施工のポイントです。

防音ドア

DAIKEN製品の中でも最上位グレードの、高い遮音性能を持った「防音ドアスペシャル(S)」を採用しました。

同社製品防音ドアアドバンスとの防音性能比較は以下の通りです。

防音ドアスペシャルとアドバンスとの比較

※00デザインという最もシンプルで、音響性能を最優先したフラットなデザインのドアで比較。

防音効果

● アドバンス→500Hzで約30~35dB防げる

● スペシャル→500Hzで約35~40dB防げる

※HZとは 音の周波数(1秒間に空気が揺れる回数)のことで、回数が多い(数値が大きい)ほど高い音として聞こえます。500Hzは、男性の平均的な話し声くらいの音程で遮音性能の測定(DR値やdBの測定)における基準点として使用されることが多い値です。
※音量が10dB下がると、人間の耳には音の大きさが約半分(1/2)に感じられ、非常に静かになったと認識されます。
※上記は実験室での数値です。

扉の厚み

● アドバンス→36mm

● スペシャル→45mm

重さ

● アドバンス→約48kg

● スペシャル→約75kg

密閉の仕組みの違い(遮音機構)

● アドバンス→取手のラッチ部分1箇所で密閉

● スペシャル→取手のラッチ部分+上下の金属の棒の計3箇所で密閉

防音ドアの遮音性能
防音ドアスペシャル画像
実際に施工した防音ドアスペシャル

天井材

天井にも「オトテン」というDAIKENの天井材を採用しています。ハイレベルな吸音性能が求められるホームシアター・ピアノ室などに使用される天井材です。
遮音効果(音漏れを防ぐ)と吸音効果(反響音を減らす)の両方の性能がある製品です。

オトテンの特長

遮音性能

● 遮音性能は500HZで29dB減(石膏ボード12.5㎜の上から施工時)

※上記は実験室でのデータです。

吸音性能

● 吸音性能は石膏ボードだけより約4倍アップ

※上記は実験室でのデータです。

デザイン

遮音性・吸音性に優れているだけでなく、美しい意匠で、リビングやシアタールーム・ピアノ室などに最適な天井材です。

オトテン画像
実際に施工した天井材(オトテン)

施工の様子

施工の様子をご覧下さい。

クローゼット内

防音工事をするお部屋には、クローゼットがございました。
クローゼット内もしっかり防音工事をして、お部屋から音を漏らさないように致します。
下の写真は、施工前のクローゼットです。

防音工事前のクローゼット

下の写真は工事中の様子です。
既存の石膏ボードを撤去し吸音ウールを入れ新しい石膏ボードと遮音パネルを貼りました。
遮音パネルをプラスしているので、天井も壁も2~3㎝狭くなりますが、使用感は施工前とほぼ変わらずに防音効果を高めることができます。

クローゼット施工中

天井

今回施工するお部屋の天井は中央部が高い作りになっていました。

防音工事前の天井

天井の低い部分は既存天井の上から遮音パネルを貼りました。
高い部分は既存石膏ボードを撤去したのち吸音ウールを入れ、石膏ボード+遮音パネル+オトテン(吸音材)で仕上げました。

施工中の天井

防音ドア

新築マンションですので、キレイなドアが入っていましたが、防音性能に優れたドアに交換しています。
画像では分かりにくいですが、高い遮音性能を持った「防音ドアスペシャル(S)」に変更されています。

防音ドア施工前後

施工後の様子

施工後の様子をご覧下さい。

防音工事後のお部屋全体です。

防音工事後の部屋全体

天井のオトカベが高性能なだけでなく、とても素敵です。

防音工事後の天井

音を漏らさないしっかりした防音ドアが入りました。

防音ドア

防音仕様をプラスしたクローゼット内部の様子です。

防音工事後のクローゼット内

お部屋の使用感は施工前とほとんど変わりません(遮音パネル等を追加施工するので数センチ程お部屋は小さくなります)。
それでいて防音性能を高めるのがすけみつ防音工事の特長です。

工事完了後の防音効果

工事完了後、実際に防音効果を試してみました!

105.2dB

防音室で実際に演奏をして頂いた時の音量→105.2dB

※この音量は、電車が通る時のガード下くらいの大きさです。

62.3dB

防音室から出て防音ドアを閉めて計測すると→62.3dB

※防音ドアを閉めるだけで洗濯機や掃除機の音量くらいまで下がりました!

37.1dB

お部屋を出て共用部廊下にて測定すると→37.1dB

※40dB以下なので図書館や静かな住宅地の昼間くらいの音量です。

防音ドアを閉めるだけで42.9dB減、共用廊下部分だと68.1dBも音量を下げることができました。
音量が10dB下がると、人間の耳には音の大きさが約半分(1/2)に感じられ、非常に静かになったと認識されます。
これで、ご近所を気にすることなく楽器を演奏することが出来るのではないでしょうか。

お客様の声

防音室の音響も大変満足です。
こちらはお陰様で、気持ち良く練習できています。
電子ピアノも購入し、搬入してくれた方も「これ防音室ですか?とても綺麗ですね」と。
その他の方々からも好評です。
防音ドアを見ないとリフォームしたとは思えないみたいです。
今後また何かありましたら、是非ご相談させていただきたいと思います。

もう1年以上前から、ゼロからの本当に沢山の相談に、親身に対応していただき、夢が叶えられ、感謝の気持ちでいっぱいです。
どうぞ今後も沢山のクライアントの夢を形に叶えていかれてください。
素敵なお仕事ですね。

担当:堀内 武尊

今回は「物件選び」の段階からご相談に来てくださいました。
「防音」の観点から物件のポイントをお伝えせさせて頂き、参考にしてくださったようです。

楽器の教室ということもあり、防音についてはかなり綿密なお打合せをさせて頂きました。
「防音ドアスペシャル」「オトテン」「遮音パネル18.5」とかなりレベルの高い防音材で施工させて頂きました。
仕上がりもバッチリ納まりました。
「気持ち良く演奏出来た」とのことで僕もめちゃくちゃ嬉しいです。

また新築マンションということで、共用部養生や管理会社さんとのお打合せも慎重にさせて頂いたので、無事完了してよかったです。

営業担当 堀内武尊