中古物件の購入をご検討中にお問い合わせくださいました!
候補物件の状況調査・選定からお付き合いさせていただきトータルでデザインし、実現したフルリフォーム(内装編)の施工事例です!!
住宅の種類 | 戸建て |
---|---|
建築構造 | - |
築年数 | -年 |
施工地 | 札幌市厚別区 |
施工日数 | 約6週間 |
施工年 | 2020年 |
施工内容 | 間取り変更(柱・梁の補強)、耐震工事(耐震ボード)、断熱工事(グラスウール入替)、窓交換(断熱窓)、全室内ドア交換(ラシッサシリーズ)、収納造作、トイレ交換(ピュアレストEX)、洗面化粧台交換(ピアラ)、浴室交換(システムバスルーム:アライズZ)、キッチン交換(システムキッチン:リシェル)、全壁・天井 クロス貼替、全床の貼替(フローリング:ラシッサシリーズ)) |
施工費用 | 約1300万円 |
家族構成 | - |
間取り | - |
こちらでは、内装リフォームのみをご紹介しています。
■水廻りの設備関係はすべて交換したい。
■ドア、窓、クロス、床などの目に見える部分をすべて新しくしたい。
■耐震補強を行いたい。
■断熱性能を上げたい。
冬もあたたかく過ごせるように…
お施主様のご要望にあった、断熱性能の向上。
断熱材(グラスウール)はすべて入替え、すべての窓を断熱窓にしました!
before
黄色い綿のようなものが断熱材です。すっかり痩せてしまっています。
after
断熱材を入れ替えました。隙間なくぎっしり詰まっています。
断熱窓
すべての窓を断熱窓(ペアガラス)に交換しました!
壁に断熱材が入っていても、窓に断熱性能がなければ気密性は保てません。
断熱窓にすることにより、室内の暖かい空気を外に逃さず、室温を保つことができますね。
安心して暮らしていくために…
常に地震と隣りあわせとなる日本で、少しでも耐震性に優れた住宅に住みたいと思うのは、ごく普通のことですよね。
費用はあまりかけられないけれど、少しでも安心して長く暮らしていくための対策として、ここでは耐震工事の実例をご紹介します。
今回、内側の骨組みに耐震ボードを貼ることにより、耐震性を強化する工法を用い施工を行いました。
といいましても、耐震ボードは住宅にバランスよく配置しないことには意味がありません。
下図は建物の平面を簡易的に表しています。
ご覧いただくと、右側の建物は耐震ボードの位置が集中していることがわかります。これでは振動の伝わり方が片寄ってしまい、揺れに耐えられずに倒壊する恐れもあります。
左側の建物のようにバランスよく耐震ボードが配置されていると、振動が均一に伝わり、揺れに強くなります。
すべてに貼ってしまえばいいのでは? と思いますが、そうではありません。
木造住宅は地震が起きた時、ある程度建物が揺れていないと地震に耐えられないため、すべてに耐震ボードを貼ってしまうと、揺れに順応できず、建物に何らかの損傷を与える原因となります。
耐震ボードは、一般的な石膏ボードよりもビスを多く打たなければなりません。そのため下地を新たに入れて工事を行いました。
↓ほかのボードより白に近い色をしているのが耐震ボードです。
ボードが貼り終わり、綺麗に仕上がっています。この上からクロスを貼っていきます。
耐震工事といえば、費用・工事期間・手間がかかる工事の1つだと思います。
ですが内装耐震ボード工事は、そういったコストを必要最低限まで抑えることができます。
少しでも安心して住みたいと思うのでしたら、耐震ボードで耐震性を高めてみるのも1つの手段ですね。
窮屈な間取りにゆとりを…
既存は時代を感じる造りでした。
元が大きな家のため、部屋数は多いのですが、すべて壁で仕切られており、閉鎖的な構造でした。
とくに1F中央のホールはトンネルのような細い通路で、玄関上部の吹抜の窓からでも、採光を確保できない状況でした。(右図参照)
・収納の撤去
問題のホールは収納を1つ無くし、トイレ側の通路まで採光を確保。
これでも十分とは言えませんが、窮屈で閉鎖的な空間をやわらげることができます。
・間仕切壁の撤去
洋室Aと和室Bの間仕切り壁と、リビングダイニングの間仕切り壁を撤去し、広々とした空間へ。
・UTを拡張
既存のUTに十分なスペースがないと判断し拡張。
拡張に伴い、浴室とトイレの位置を移動。和室Aが狭くなってしまいますが、そのことを利用してクローゼット(物置)へ。
上記のプランに記載があったように、間仕切壁を撤去し、広々とした空間にしました。
それにより撤去した部分は梁で補強する工事を行いました。
ここからはキッチン・水廻りの設備交換工事をご紹介いたします。
リクシルのアイランドキッチン。
吊戸棚がない分、開放感のあるキッチンとなりました。
そのことで収納力を懸念されると思いますが、ダイニング側にも収納がついているので、まったく問題ありませんね。
お施主様はキッチンに大変こだわりをお持ちのようでした。
キッチンの仕様に合わせて窓を増やし、サイズ・位置も変えています。
とっても明るいキッチンスペースとなりました。
I型なので広々と使えて、お料理が楽しくできそうです。
ワークトップはセラミック仕様。
高温のフライパンや鍋を直接置いても、変色や変形が起こりにくい丈夫な素材です。
表面硬度が高く、金属などでこすっても傷がつきにくくなっています。
コンロ前には全面タイプのガラスパネルがついており、しっかり油跳ねを防いでくれます。
ガラスなので料理をしながらリビングの様子を見渡すことができますね。
TOTOの床置床排水トイレ。
洗浄力・節水力に優れた商品です。
フチ裏がなく凹凸も少ない形状で、お掃除しやすいデザインとなっています。
トイレ空間がスッキリして見え、清潔感がありますね。
リクシルの洗面化粧台ピアラ。
二人並んでも身支度ができるほどゆったりなスペースで、洗面器の底が広く、平らな形が特徴の洗面台です。
バケツの水汲みや、衣類のつけおき洗いもしやすそうですね。
となりの収納棚は可動式。
とても使いやすそうです。
リクシルのシステムバスルーム。
浴槽は、人造大理石。
安定した入浴姿勢をキープでき、リラックスした状態でゆったりとお湯につかることができます。
さらに、お湯が冷めにくい構造にもなっていて、最後の一人まであたたかく入ることができます。
フロアーは寒い冬場でも冷ヤッとしません。やさしい床材ですね。
お施主様の好みに寄り添ったデザインを提案し
細やかな気遣いとコーディネートにより実現した
フルリフォームの全貌をご覧ください!!
階段を上がると、まず見えるのが洋室の扉と本棚です。
本棚はもともと扉付きの収納となっていましたが、可動式の本棚に生まれ変わりました。
ホールに本棚があると家族みんなで共有できますね。
2Fの洋室は3部屋ありますが、1室はご主人のお部屋のようです。
他のお部屋は、未来の子供部屋でしょうか?
2人のお子さんの成長が 楽しみですね。
階段は、リフォーム階段という床材を、既存の上から被せる施工を行いました。
そして、ささら部分は白色のシートを貼り、段差をくっきりと見えるようにしました。
階段の窓は、あくまで採光の確保を目的とした造りでした。
開け閉めのできないタイプで、人の手がとどかないような高所に設置されていました。
手の届くところまで窓の位置を下げ、開け閉めが可能に。
空気の入れ替えも可能となりました。
窓から見えるのは玄関上部の吹抜けの窓。窓から入る採光が階段を明るくしてくれます。
玄関を上から撮影。
全体の雰囲気と収納に時代を感じます。
玄関から上部の吹抜けを撮影。
吹抜けの天井に吊り照明が設置されています。
照明は、高所にあるとお掃除が出来ないので
1F天井の高さに設置しました。
玄関収納は造作いたしました。
残念ながら扉を開けた写真がありませんが、左側の小さい収納にはコートや雨合羽など、お出かけの際に羽織る上着を掛けられるよう、ハンガーパイプを設置しています。
右側の収納は可動棚となっていて、ロングブーツや長靴も収納できます。
ボイラーは配管から新しくしています。サイズがコンパクトになり、きれいに収まっています。
UTを広くしたことで、ボイラーが設置されていた場所に洗濯機と収納ケースを置くことができました。
空間を有効的に使うことができていますね。
洋室と和室、2部屋に分かれていた場所を1つの洋室にしたことで、広々としたお部屋になりました!
遊具がいっぱい!! 2人のお子さんの遊び場のようですね。
走り回れるほど、のびのびとしたスペースです!
すくすくと元気に育っていけそうですね!
リビングダイニングとキッチンを隔てていた壁を撤去したことで、広々とした空間へ。
もうすでにお気づきかと思いますが、室内のドアはすべて交換しています。
フローリングやキッチンと色を合わせ、クロスはすべて白で統一。
お施主様の好みに寄り添ったデザインを提案させていただきました!
階段の扉には明かりが差し込むように、あえて他と合わせたデザインにはしませんでした。
階段を降りるとき、電気をつけていないと段差が見えず転んでしまう恐れがあるからです。
扉を無くすことも考えましたが、リビングのあたたかい空気が階段から逃げていくことを防ぐため、扉は付けることにしました。
扉は片開き戸から片引き戸に変更。スペースを取らないように工夫しています。
とても素敵な1枚が撮れました!
明るすぎず暗すぎないブラウン系で統一されたデザインは目に優しく、落ち着きのある雰囲気になりますね。
クロスを白で統一しているので、とても明るく、開放感がアップしています。
快適にお過ごしいただけるリフォームになったのではないでしょうか!
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