床材の種類を知ってお店や施設をイメージチェンジ!
オフィスの床材や店舗、クリニック、公共施設の床材は、土足での使用や頻繁な物の行き来が想定されるため、傷にも汚れにも強く安全性の高いものでなければなりません。 こうしたことからこれまでオフィスでは、フロアタイル、タイルカーペットを使われることが多く、クリニックや公共施設の床は色数の少ないフロアタイルが使われてきました。
しかし最近ではこうした業務用床材も、機能性はそのままに温かみや落ち着きを感じるイメージのものをはじめ、個性的な色合い・質感などバリエーションが広がってきました。 特に、重歩行シートは色合いや質感も種類豊富で、本物の木目さながらのものなど個性を取り入れながら耐久性に優れた床の施工が実現しています。 家具や壁、窓廻りとのコーディネートを楽しむことで、お店のイメージアップやオフィスでは従業員のモチベーションの向上が期待できます。 是非最新の床材採用の参考にこちらのページをお役立てください。
店舗・商業施設向けの床材
重歩行シートとは、オフィスビルや店舗の1階フロアのように土砂が持ち込まれることが想定される、また、歩行量が多い場所での使用に耐えられるよう作られたシートです。 各メーカーから木目調、石目調のほかさまざまなデザインが展開されています。
クリニック・福祉施設・安全性を重視した施設向けの床材(ケアセーフNW)
床材単体でG値100(980m/s2)以下を実現。衝撃吸収性に優れたノーワックス発泡ビニル床シートです。
従来、福祉施設など転倒時の衝撃緩和が必要とされる空間においては、床仕上げ材と専用クッション材:アンダーレイシートを二重貼りすることが一般的であり、手間と時間を要していました。ケアセーフNWは、一般的な床仕上げ材にアンダーレイシートを使用した場合と同水準の衝撃吸収性能を実現し、空間の安全性向上や施工時の手間を軽減します。(東リ プレスリリースより)
店舗向けのクッションフロア
クッションフロアは住宅のユーティリティやトイレなど水廻りで使用されている、中間層に発泡塩化ビニールを入れたクッション性の高いビニル製床材ですが、遮音効果、衝撃の吸収の観点から店舗用としても発売されています。
店舗用のクッションフロアは防カビ加工、防汚加工、抗菌加工が施されており、靴を履いたまま使えるように配慮されていますが、重歩行用シートに比べ耐久性、耐摩耗性の点で劣ります。
しかし、比較的安価なこと、ビニール系素材を使用しているため水廻りに便利なことから、カフェテリアやトイレ、更衣室、玄関など、汚れやすい場所で使用されています。
デザインもカジュアルなものからモダンなものまで幅広く用意されています。