浴室ドアのラッチが壊れてしまっておりました。同等品がなかったためドアごとカバー工法で交換しました。
住宅の種類 | – |
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建築構造 | – |
築年数 | – |
施工地 | 札幌市清田区 |
施工日数 | 1日 |
施工年 | 2013年 |
施工内容 | 浴室ドア交換工事(カバー工法) |
施工費用 | 約8万円 |
施工前の様子
浴室ドアのレバーハンドルにあるラッチが動かない状態でした。
ラッチとは、かんぬき・掛け金(がね)という意味で、ドアラッチとはドアの掛けがねのことをいいます。このドアラッチがあるおかげで、扉がカチッと締まりレバーを捻ればラッチが解除されスムーズに開くことが可能となります。
ラッチが動かないため、浴室の中に人が閉じ込められて出られなくなったそうです。
浴室のレバーハンドル交換をする場合、材料が現存しないことがあるため、 ドア交換の可能性もあることを現地にてお話いたしました。
お施主様からのご要望
「とにかく、浴室に人が閉じ込めらるため、早急にレバーハンドルの交換をお願いしたい。」とのことでした。
施工の様子
お風呂メーカーに、レバーハンドルの寸法を渡し、材料の確認をしたところ、残念ながら廃盤商品でした。念のため、金物メーカーにも確認しましたが、同等品がありませんとのことでした。
お客様にその旨をお伝えし、浴室のドアを交換することになりました。
浴室ドアを交換する際、既存のドア枠は取外すことが出来ないため、カバー工法にてドア交換をします。
カバー工法は、既存枠よりも一回り小さい、枠付きの浴室ドアを用意し、既存ドア枠に被せるように施工します。
そのため、既存のドアよりも2cm前後小さくなるのが特徴です。
上の写真をご覧下さい。
浴室ドアの下部を見ると、0.5cm~0.8cmほど浮いているのが分かるでしょうか?
これは既存の枠に、新規のドア枠を乗せたところです。
このままでは、ぐらぐらするため 隙間にパッキンを詰めて安定させてから、ビス止めします。
最後にドア枠の周りから湯水が入らないよう、四方にコーキングをして完了です。
既存のドア枠の内側に新規のドア枠があるのが分かりますでしょうか?
今回は、開き戸にて施工いたしましたが、折れ戸に変更することも出来ますので、是非ご相談ください。
人が閉じ込められたりしたため、素早い対応に、大変助かりました。
小さな工事ではありましたが、大変困っていた様子でしたので、素早い対応を心掛けました。
この工事をきっかけに、ウッドデッキが壊れて解体・撤去に困っているというご相談もいただき、外壁や板金周りの補修もご依頼いただきました。
今後も困ったことがあればお応えしていきたいです。