雪庇止め(スノーガード)を設置した札幌市東区の事例です。
住宅の種類 | 戸建て |
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建築構造 | – |
築年数 | – |
施工地 | 札幌市東区 |
施工日数 | 1日 |
施工年 | 2023年 |
施工内容 | 雪庇防止部材 スノーガードの設置 |
施工費用 | 約70万円 |
お施主様との出会い
当社にお電話で問い合わせくださいました。
お施主様殻のご要望
玄関前の東側に雪庇ができる。雪庇ができるので玄関先の出入りが怖い。東側正面に冬季は、車が停められないので不便。との理由で、雪庇対策をご希望でした。
施工前の現場の様子
お伺いしたのが夏場だったため実際に雪庇がある状態を確認することはできませんでしたが、雪庇の状況をお伺いすると東面の窓ガラスが割れそうな位に雪庇が大きくなるとのこと。
玄関先の出入りも危ないので何とかしてほしい。とのことでした。
施工のポイント
弊社で取り扱う雪庇防止の部材としては、「三協テック 雪庇ガード」と「日新テクノ スノーガード」がありますが、お話を聞く限り雪庇のサイズが非常に大きいため、なるべく背丈の高い「スノーガード」をお勧め致しました。
スノーガードは、高さ800㎜(80㎝)あるため、屋根の積雪が800㎜を越えなければ雪庇はできません。
万が一、雪庇が出来たとしても、ある程度の大きさになると自重で落ちるようになっております。
ただし、高さが800㎜あるため、背丈の低い雪庇ガードに比べると外観の圧迫感が出てしまう点は、注意が必要です。
施工中の様子
下の写真はスノーガード施工前の屋根の様子です。
スノーガード(雪庇止め)設置前の屋根
スノーガード(雪庇止め)設置中
スノーガード(雪庇止め)設置後
スノーガード(雪庇止め)設置後 外観全体
施工後 大雪の日の後に雪庇の状態を確認するため、ご訪問させていただきました。
施工完了が2023年11月。
2024年1月24日 札幌市内に大雪が降った後に雪庇の状況を確認しにご訪問しました。
東面の雪庇はできなくなりましたが、スノーガードで風向きが変わり、北面に小さい雪庇と南面に少し大きめの雪庇が出来るようになりましたが、南面はカーポートがあり人が通る場所ではなく、窓が割れるようなサイズでもないので、お施主様と相談し、このまま様子を見ることになりました。
雪庇でお悩みの方は、是非 スノーガードの設置をご検討いただければと思います。
雪庇(せっぴ)とは…
せっぴとは降り積もった雪が強風により風下側に向かって大きくなり、庇のように張り出した状態です。通常は降雪・積雪時に、風速4m/s程度から雪庇が発生、成長すると考えられています。