木製のカーポートにシャッターを設置した札幌市北区の事例です。
住宅の種類 | 戸建て |
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建築構造 | – |
築年数 | – |
施工地 | 札幌市北区 |
施工日数 | 4日間 |
施工年 | 2024年 |
施工内容 | 木製のカーポートに2連シャッターを設置 |
施工費用 | 約90万円 |
お施主様からのご要望
「木製カーポートの正面部分から、雪や雨などが吹き込むため、シャッターを取付したい。」
「出来る限り、開口部の高さを確保してほしい。」とのことでした。
施工前の現場の様子
シャッターの設置は、建物の内側に設置する方法と外側に設置する方法の2パターンがあります。
通常は雨や雪にあたらないよう内側に設置するのですが、木製カーポートの構造を確認すると、梁や筋交いがあり、内部設置が難しいため、外部に設置する方向でお話を進めることにしました。
↑施工前のカーポート。梁や筋交いがあります。
施工のポイント
木製カーポートの正面外部にシャッターを取り付けるため、正面にあるカーポートの金物をかわしつつシャッターのレールを取り付ける下地を造作することにしました。
また、シャッターは屋外設置のため、出来る限り雨や雪にあたらないよう、小屋根(庇)を造作することにしました。
シャッターを造作後、小屋根の下地造作を行い、防水を施し板金を葺きました。
施工前後の様子
シャッター設置前のカーポートの様子。
シャッターのレールを取り付けるための下地を造作します。
シャッターのレールを取り付けるための下地が完成しました。
下地にシャッターを設置していきます。
シャッター設置完了。この後小屋根を造作していきます。下の写真、赤い部分が小屋根造作部です。
小屋根の下地を造作します。
屋根下葺防水シートを貼ります。
板金を葺きます。
小屋根が完成しました。
施工前後の様子
シャッター施工前後の様子を写真でご覧下さい。
黒のシャッターがとても素敵です!
お施主様のご要望通り、開口部の高さを保ちながら雨や雪の侵入を防いでくれるのではないでしょうか?
シャッターが付くことで、シャープな印象の外観になりました。
施工後の様子
施工後の様子を写真でご覧ください。
シャッターは室内側に本体を設置する内巻き仕様と、屋外側に本体を設置する外巻き仕様があり室内側シャッターは、雨風にあたらないため部品の劣化が緩やかなので、長持ちします。また、内巻きシャッターは、シャッターのスラット本体に巻き傷が付きづらいのも特徴です。
今回の工事は、高さの関係で設置場所が外側になるため、そのデメリットをご理解いただいてからの工事となりました。 可能な限り、雪や雨風にさらされないよう小屋根の造作もご提案いたしました。
後々の修理・メンテナンスのため、正面カバーが外せるよう板金下地・板金葺きも行っております。