札幌市中央区の法人のお客様のご依頼でビルの玄関のタイルr張り補修を行いました。
住宅の種類 | ビル |
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建築構造 | – |
築年数 | – |
施工地 | 札幌市中央区 |
施工日数 | 1.5日間 |
施工年 | 2015年 |
施工内容 | 玄関タイル張替え |
施工費用 | 約7.5万円 |
施工前の様子
古いビルの玄関で、経年劣化によりタイルが剥がれ落ち、下地が見えている状態でした。
施主様からの要望
「タイルが剥がれたので張り替えて欲しい。」とのご要望でした。
施工のポイント
剥がれた部分だけタイルがレンガ調でしたが、今回の工事を機に同じ柄で統一しました。
また、今回は壁の中央にわずかながら角度がついているため、タイルを角度のある真ん中から貼り始める必要がありました。
通常タイルは端から端へと順番に貼り付けますが、このような壁の場合、角度のある位置までにタイルがぴったりと収まらなければそこで余分なタイルをカットしなければならないため、見た目が良くありません。
そのため今回はタイルが収まりきらなかった時のことを考え、中央の角度のあるラインを境にタイルを貼り付けていきました。
タイル張り工事の様子
まずは既存のタイルを全て綺麗に剥がします。
次に下地の凹凸を削り表面を平らにするなどの下地調整を行い、タイルを接着するためのモルタルを塗っていきます。
モルタルは乾いてきてしまうとタイルとの接着が悪くなり、完成後も剥がれやすくなってしまうため、タイルを貼る分だけ少しずつ塗っていきます。
タイルを貼っていきます。
今回使用するタイルは1枚ずつバラバラになったものです。
タイルによっては裏にメッシュが張ってあり、複数枚を一度に張れるシート状のものもありますが、今回は角度のある壁面に張り付けるためこちらのタイルを一つずつ貼りつけていきます。
それでは動画で施工の一部をご覧下さい。
通常タイルは端から端へと順番に貼り付け、最終的にタイルが収まりきらない場合はそこでカットしますが、今回はタイル一つ一つが最後までぴったり収まり、カットの必要もなくきれいに貼り付けることができました。
タイルと接着剤が上手く接着するよう、ビブラートを使用して密着させます。
ビブラートとはタイルに振動を与えモルタルとの密着性を高めるための専用工具で、こちらの工具を使用することで塗り置き時間(モルタル塗布後、タイルを貼るまでの時間)が長くなってしまっても接着性への影響が少なくすることができます。
微調整を行ないます。
ビブラートの振動により生じたタイルのずれや、目地部(タイルとタイルの間の隙間)に盛り上がったモルタルなどを最後にきれいに修正して仕上げていきます。
施工後の様子
完成です。角度がついた箇所も綺麗に納まりました。
見違えるようになりました。ありがとうございます。
既存とほぼ同じタイルがあってよかったです。
これを機に全て張り替えてみてはいかがでしょうか。