防音工事とは…「遮音と吸音」への対策!

日常でもマンションなどでは、TVや音楽の音、扉を閉める音、話し声というように気になる音があります。場合によってはご近所迷惑となりトラブルに発展することもあります。
トラブルを未然に防ぐ防音対策をおススメします。
実際、防音工事というのは、音を遮る「遮音」と音を吸収する「吸音」の対策を行う工事になります。

音の種類と対策

「音」とは音源から発したものが空気の振動として耳に届くもので、いわゆる「空気の振動」です。音には、空気中を伝わって耳に届く「空気音」と、床や壁など固定物から伝わって聞える「固体音」の2種類があります。

空気音:車の騒音、人の話し声など→吸音材などを使い音源との間を埋める対策

固定音:階上の足音など→振動を吸収する対策

音の三要素と単位

音の強さ:dB(デシベル)、相対的な表現。

音の高さ:hz(ヘルツ)、周波数。1秒間に空気が何回振動するか表す。

音色:音は振動ですが、音波の波形。

「音を防ぐ」防音とは?

防音とは、、 「遮音」と「吸音」があります。

遮音音を遮る

外部からの音を遮断したり、内部の音を外にもらさないように壁、ドア等に遮音材を用います。

遮音イメージ

吸音音を吸収する

音の反響を小さくするように吸音材(音を吸い込む材料)を、壁や天井の表面に貼ります。

吸音イメージ

音の大きさの目安

一般的に日常生活で「静かだ」と感じるのは45dB(デシベル)以下と言われています。

100dB ピアノの大きな音
90dB 大声による独唱、ペットの鳴き声
80dB 大声(笑い声、口喧嘩)、TVの大きさ、トイレの排水音
70dB 普通の声、TVの音、電話のベル、交通量の多い交差点の騒音
60dB 静かな会話、静から乗用車の音
50dB 台所の換気扇の音、通常の住宅地
40dB 静かな住宅の昼、図書館
30dB ささやき声、郊外の深夜
20dB 置き時計の秒針の音(前方1m)、木の葉のふれ合う音

防音になりうる生活音

楽器音(ドラム・ピアノ・ギター・トランペット・三味線など)
ペットの鳴き声や足音
子供の足音・赤ん坊の鳴き声
ダンスや舞踊・エクササイズの足音

防音工事を施す場所

防音施工できる場所イメージ

カーペットやフローリングなど床材は様々ですが、人気のフローリングは音や振動が伝わりやすいものです。マンションでは、遮音等級のついたフローリングを使用するケースも多くなっています。

壁・天井

壁の建材が薄かったり、緩衝材がなかったりすると音が漏れやすくなります。壁や天井の内部に吸音材を入れたりボードを張るなどの対策をします。

サイズや位置にも寄りますが開口部となるので音漏れが気になります。防音カーテンや防音ボードを利用して対策をします。

ドア

壁の建材が薄かったり、緩衝材がなかったりすると音が漏れやすくなります。防音専用のドアに交換などしていきます。

防音工事に使われる建材

床 防音カーペット、防音マット、フローリングなど

壁 防音パネル 吸音パネル、遮音材(ロックウール、グラスウールなど)など

窓 2重サッシ、遮音カーテン、吸音パネルなど

防音リフォームの施工例

防音工事の施工例をご紹介します。


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住宅の断熱リフォーム

「トイレや浴室、キッチンなど、暖房から少し離れた場所になると寒くて…」住宅にそんな悩みはありませんか? 厳寒の地北海道の住宅では、断熱性能が低下すると、だんだんとストーブから離れられない暮らしになってしまいます。知らず知らず光熱費があがっていくのも心配ですね。そんなお住まいには断熱リフォームという手があります。

壁の断熱

多くの住宅の壁には断熱材というものが入っています。これらは無数の気泡を含んだ構造で、夏は太陽熱を冬は冷たい冷気を遮断するためにとても重要な役割を果たします。中でもグラスウールやロックウールといったものがありますが、これらは築年数の経過や施工の状態が悪かった場合に下の方へ落ち込んでしまうことがあります。そうすると、どんなに暖房を強くしても温かい空気は外へ逃げてしまい、暖房からちょっと離れたところはいつまでも暖まらない…ということになってしまうのです。暖房効率が悪いと地球環境にも悪い…ということで、2010年度政府のエコポイントに床や壁、窓の断熱リフォームが追加され住宅エコポイントができました。家計のためにも環境のためにも大切な省エネリフォームは是非多くの方に考えていただきたい課題です。

壁断熱工事の様子

外壁を張り替える際に断熱リフォームを行う

断熱リフォームは、外壁を張り替える際に一緒に行うと、柱と柱の間に断熱材を施工する内断熱と、ポリエチレンフォームを外壁の内側に施工する外張り断熱を二重に施工できるため、効率的で大変高い効果が期待できます。

外壁を張り替える際に断熱リフォームを行う

断熱リフォームは、外壁を張り替える際に一緒に行うと、柱と柱の間に断熱材を施工する内断熱と、ポリエチレンフォームを外壁の内側に施工する外張り断熱を二重に施工できるため、効率的で大変高い効果が期待できます。

ここでは、すけみつで実際におこなった施工から外張り断熱の事例をご紹介いたします。

外壁をはがしている様子

外壁を取り除きます。

腐食した柱

痛んだ柱は防腐剤を添布した柱に入れ替えます。

補強工事中

痛みの少ない柱にも防腐剤を施し補強します。

外断熱追加

こちらの物件では内断熱に落ち込みなどが確認されなかったため、グラスウールは既存のまま外断熱を追加しました。
ブルーに見える部分がスタイロフォームという板タイプの押出発泡ポリスチレンフォームの断熱材・保温材です。

スタイロフォームは軽くて熱を伝えにくく、水を吸収しないため外気温の影響を和らげ、屋内の温度を一定に保ちます。

OSB施工後

構造を強化するためのOSBを施工し…

防水、通気シート貼り

防水、通気シートを貼りこの上に外壁を施工します。

内側から断熱施工する場合

外壁を張り替えずに、断熱材を入れ替えるには内側のボードごと交換することになります。

施工前の断熱材の様子

断熱材が下方に落ち込み、痛みも激しく効果が下がっているため隙間から冷気が浸入します。

新しい断熱材

古い断熱材を取り除き、新しい断熱材を施工しました。

天井の断熱

天井の断熱には、断熱材を細かくしたものを専用のホースで吹き付けるブローイングという方法を施します。
均一で隙間ができないため高い効果が発揮されます。

天井断熱工事中

床の断熱

床断熱工事中

床には壁と同じくスタイロフォームを利用することができます。


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スカイウッドデッキ新設【札幌市豊平区】

玄関横の半地下車庫前のスペースを有効利用。外壁を引き立てるお洒落なスカイウッドデッキが完成しました!

スカイウッドデッキ
DATA
住宅の種類 戸建
建築構造
築年数
施工地 札幌市豊平区
施工日数 裁断2日(工場にて) / 組立1日(現地にて)
施工年 2017年
施工内容 ウッドデッキ新設
施工費用 約50万円
家族構成
間取り
車庫上のスペースにウッドデッキを設置。
札幌市豊平区の施工事例です。

お施主様との出会い

本HPにて ウッドデッキの設置例 をご覧頂き、お問合せをいただきました

お施主様からのご要望

購入された物件をグレードアップしたい!
施工例と同じように空中のスペースを活用したウッドデッキを作りたい、とのご希望でした。

施工前の様子

施工前1_2

1F窓の下にシャッター付きの地下車庫が。

その横に玄関への階段があります。

施工の様子

①固定金物設置

全部で6つの固定金具を設置します。
この金具だけでウッドデッキの全重量を支えることになるので、とても重要な作業です。

車庫前に金物設置

まず、向かって左の車庫前の壁に3つ設置。

階段に金物設置

反対側の壁は水平でない為、少しずらして階段に設置。

がっちり固定して金具の準備が完了です。

金物を固定

②木材カット

前もって長さをカットした木材を丁寧に成型。職人がこだわりを持って施工します。

木材カット

③塗料で木材を保護

塗料で木材を保護

塗料で木材を仕上げます。見栄えを整え、また、長くご使用いただくための保護にもなります。
残った塗料はお渡し致しますので、今後のメンテナンス時にご利用いただけます。

今回は、塗料に「サドリンクラシック メイズ」を使用しました。
こちらののシリーズは、北海道の厳しい気象条件に強く、多彩なカラーバリエーションで幅広い用途に対応が可能です。
防虫、防カビ効果のほか、紫外線による変色や退色を低減化し、再塗装の際も上塗りが出来るのでメンテナンスが楽に行えるのも特徴です。

塗料

④組み立て

木材を金物に固定

木材を削った部分を金具に差込み、組み立ての土台に。

車庫上の部屋の窓から出入りする形のウッドデッキです。
出入り口となる窓は、「掃き出し窓」(開口部が床まである大きな窓。出入りがしやすい。)ではなく 「腰窓」(窓の下端が80~90cmの高さにあり、一般的な大人が立つと腰の辺りに来る窓)のため、 お部屋の内側に出入り用の踏み台などをご用意いただくと、一層使いやすくなるのではないでしょうか。

部屋の窓から出入り
木材の組み立て

敷地内であるにも関わらず有効利用できなかった車庫上のスペースに、有意義な空間が作られてゆきます。

デッキ内に雪が積もってしまうのは雪国ならではのお悩み。 対策として、雪降ろし専用の開口を設置。

雪下ろし用の開口(柵)を設置

施工後の様子

新設したウッドデッキの木目がネイビー系の外壁のアクセントとなり、お洒落な外観が完成です!
お施主様のご希望に適う「お家のグレードアップ」が実現しました。

スカイウッドデッキ完成
屋根にもなるウッドデッキ

これまではただ空中だった空間から、実際に居住空間として利用できるスペースが作り出されました!
車庫入り口の屋根としても活躍するので、シャッターを開けるなど車庫前での作業時でも、雨や強い日差しから守ってくれるのが嬉しいですね。

フラット部分を下から見た状態。

ウッドデッキ天井

雪投げ用の開口は、他の柵となじんでいます。

雪下ろし用の開き(柵)

おまけ

玄関前の階段用にお客様ご自身で用意されたゴムマットを、DIYで設置されるご予定とのことでしたので、 このたびの施工でサービスにて設置させて頂きました。

サービスで階段にゴムマット設置

アイディアと技術で、大切なご自宅を更に住みやすくリフォームすることが可能です。
ご依頼いただくお家に合ったプランをご提供いたしますので、ご質問やお見積もりのご依頼は 担当澤野 までお気軽にご相談下さい。

担当:澤野 優二

設置金物も全てオーダー品で製作し、仕上りもとてもすばらしいものになりました。
残った塗料もお渡しし大変喜んでいただけたのではと思います。

営業担当 澤野優二

空き家対策

札幌市と札幌近郊の空き家対策について

空き家の放置はダメ!「空き家対策特別措置法」が成立

高齢化社会が進むに伴い、住む人を失って莫大に増えてしまった「空き家」。
現在日本には約820万戸もの空き家があるといわれています。
全国の空き家率は平均約13.5%あり、北海道内にもこれを上回る空き家率の高い市町が多く存在しています。(平成25年度10月 総務省調査)
このように空き家が増えてしまった背景には、どんなに古く老朽化していても建てておいた方が固定資産税や都市計画税が減額される、というメリットや解体費がかかる、補修しても銀行評価額が上がらないなどといった理由もあり、多くの人がどうしていいかわからずに放置を続けてしまったという事情もあります。しかし放置しておくと、火災が発生したり犯罪の温床になったりする恐れもあることから、長年問題視されてきました。
そして平成27年5月26日、政府による空き家対策として「空き家対策特別措置法」が施工されました。
今後は特定の基準に当てはまり、問題のあるとされた空家は「特定空き家」として強制的に撤去され、費用を請求されることになります。

空き家対策特別措置法とは

「空き家対策特別措置法」とは、放置しておくと倒壊や屋根・外壁の飛散など、周囲への危険が想定されたり、不衛生で景観を損なったりなど、近隣への悪影響が懸念される空き家を自治体が「特定空き家」と判断し、撤去や修繕などを命令できる法律です。

特定空き家とは・・・

  1. 基礎や屋根、外壁などに問題があり、倒壊などの危険があるもの
  2. ごみの放置などで衛生上有害なもの
  3. 適切な管理が行われておらず、著しく景観を損なうもの
  4. その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切なもの。
空き家イラスト

「空き家」にどう対処するべきか?

1.解体する。( 解体して売却・駐車場などに)

解体して売却等のイメージ

空き家になってから時間が経過し、老朽化が進んでしてしまったものについては、解体することも適切な管理です。
そのまま放置し、劣化が進んでしまうと近隣にも危険が及び、迷惑をかけてしまう上「特定空き家」に該当してしまうと税金軽減措置の対象外となり、解体せず放置したままでは不利益にしかなりません。
しかし解体するといっても多くの方が「なにをどうしていいかわからない」「時間がない」「遠くて立ち会えない」といった悩みを抱えています。 すけみつではお客様のライフスタイルや立地条件を考慮した最適なプランをアドバイスし、「よくわからない」「遠方で立ち会えない」お客様も安心してお任せいただける体制を整えております。
また、解体後は売却したり、駐車場を経営したりなどの選択肢も広がります。

2.リフォーム・リノベーションによる「空き家再生」で活用

リフォーム・リノベーションしてマイホームやセカンドハウスに

リノベーションイメージ

新築するよりも費用を抑えられるということで、マイホームを探す際に「中古住宅を買ってリフォーム」という選択をする人は近年急増しています。
まだまだ使用できる状態ならリフォームやリノベーションを行って自身のマイホームやセカンドハウス(別荘)にするというの一つの選択です。
すけみつでは多くの中古住宅や中古マンションのリフォーム・リノベーションを手がけております。空き家のリフォーム・リノベーションも是非お任せ下さい。

▼すけみつで行った中古住宅リフォームの施工例です。

リフォームして売買

まだまだ使用できる状態だけど自分たちが住むことが出来ない・・・というような場合は売却処分してお金に換える、という選択もあります。
しかし長年使用していない空き家には劣化や汚れも多く、売り出しても買い手がなかなか決まらず、再び空き家として放置される危険性もあります。
特に汚れやすいお風呂・トイレ・キッチンなどの水回りリフォームや、クロスの張替え、色やけ・毛羽立ちした畳の表替えなど、汚れや劣化が目立つ箇所を部分的にリフォームするだけでもぐっと印象は良くなります。

早期売却をご希望の場合は売り出す前にメンテナンスや劣化部分の補修・リフォーム等をおすすめします。

浴室の汚れや劣化を修繕

中古住宅で目に付く浴室の汚れや劣化は塗装やシートで簡単に綺麗にできるものもあります。

リフォーム・リノベーションして賃貸に

賃貸物件や貸店舗にして家賃収入を得るという選択もあります。
特に節税効果や資産形成、安定した収益性など、様々なメリットが見込めるのが貸家、マンションやアパートといった賃貸物件の経営です。
将来的には持ち主が戻って住むということも可能なので、今は住めないけれど思い入れがあるの家なので手放したくない・・・という人にもおすすめです。

すけみつではアパート・マンションのオーナー様向けに「入居率アップ」を目的としたリフォームも多く手掛けております。 空き家を賃貸物件に・・・とお考えの際は是非すけみつにご相談下さい。

投資物件イメージ

また最近では昔ながらの古民家をレトロな味わいのあるカフェや店舗にリフォームしてオープンするといった例も多く話題になっています。
誰もが新しいピカピカの建物を好む、というわけではなく、古い建物には昔ながらの趣や古材の温もりもあり、近年その魅力が改めて評価されています。

使い古された空き家も、人気のお店に変身するかもしれません。
味のある空き家はテナント募集をかけてみてはどうでしょうか?

店舗イメージ

明治時代に建てられた石蔵を改修して作られた札幌中央区にあるリトルジュースバー。

やむを得ず、空き家にしなくてはならない場合は?

維持するための管理・メンテナンスをしっかりする。

空き家になったきっかけの多くは「別の住居への転居」や「相続により取得したが入居していない」というもので、「いずれは戻って住みたい」という理由や一時的な帰省や滞在の時の宿泊先として、空き家を手放せない場合もあります。
しかし、そのような場合でも、老朽化して周囲に迷惑をかけたり「特定空家」となって強制的に撤去されてしまったりせぬよう、しっかりと管理をしなくてはなりません。 特に雨風にさらされる外部の部位は劣化しやすく、特に屋根や外壁などは劣化を放置しておくと崩れて周囲に危険が及び「特定空き家」と見なされる原因になってしまいます。もし、劣化が進んでいる場合は早めの対応をおすすめいたします。

お家のメンテナンスイメージ

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結露を防止するために

朝起きたら窓ガラスに水滴がいっぱい! なんてことありませんか?窓際の床が水浸しなんてこともありますよね。
このような現象のことを結露と言うのですが、この現象、家を腐らせてしまう大きな原因のひとつと言われている怖いものなのです。

この怖い結露がなぜ起こるのか? 簡単にご説明します。

結露がおこるメカニズム

空気は温度が高い時ほど多くの水蒸気を含むことが出来ます。温度が低いほど、内包できる水蒸気の量が減ると言うことでもあります。温度によって含むことのできる水蒸気は異なります。空気中に含むことのできる水蒸気の限界値を超えて、水滴となった状態が「結露」です。

例えば夏の暑い季節に、冷たいビールをジョッキに注ぐとビールジョッキの表面に水滴が沢山つきますよね。それは、水蒸気を沢山含んだ夏の暖かい空気が、冷たいビールジョッキに当り急激に冷やされたからです。冬 窓ガラスに着いた水滴も、これと同じ現象です。


結露のメカニズム

空気と水蒸気の状態(夏の暑い日)

高い温度の時は、空気中に内包できる水蒸気量が多い。

空気と水蒸気の状態(ジョッキにビールを注ぐ)

温度が低くなると、内包できる水蒸気量が減る。

空気と水蒸気の状態(ジョッキに水滴がつく)

もっと低くなると、内包しきれない水蒸気が水滴となる。


空気は温度が下がると、含んでいられる水蒸気の量が減ります。
湿度が100%になると、水蒸気が水滴になります。この水滴が結露です。


結露が及ぼす悪影響

結露には、窓廻りなど目に見える場所でおきる「表面結露」と建物の内部など目に見えない場所で起こる「内部結露」があります。
文頭でお話した家を腐らせてしまう原因の大部分が、この内部結露にあると言われています。
内部結露でじとじとと湿気った木材を好むシロアリの発生や腐食が家の耐久年数を縮めてしまいます。

その他にも結露は、カビ・ダニを発生させアレルギーやアトピー・小児喘息などを引き起こす原因ともなります。

  表面結露
壁や天井など目に見える表面で発生する結露
内部結露
建物の内部など目に見えない場所で起こる結露
発生原因 水蒸気を含んだ暖かい空気が、温度の低い建材に触れること 室内の暖かい空気が壁などの内部に侵入し、水蒸気を含むことができる限界の温度を下回った
現象 窓が曇ったり水滴がついたりする、カビ・ダニの発生によるアレルギー ジットリ濡れている、柱や土台を腐らせ建物の強度不足を引き起こす
起こりやすい場所 窓・サッシ、家具の裏側、人のいない部屋 壁の内部、床下、天井
防止策 室内の表面温度を下げない、建物全体の断熱性を高め、家の中に冷えた部分をつくらない 建物を気密・防湿化する
有効な建材 複層ガラス・サッシ、調湿シート

断熱材、防湿シート

結露対策~自分で出来ること

結露防止に役立つ簡単な対策をご紹介します。

結露防止対策1:換気

お部屋のレジスター(換気口)や換気扇を使って換気し、お部屋の湿った空気を外に出すことで結露を防ぎます。
定期的に窓を開け空気の入れ替えをするのも良いでしょう。窓が開けられない場合は除湿機を使用して換気します。

結露防止対策2:家具や押入れの中の配置をチェック

壁際にある家具は、壁と家具の間に隙間を開けるように設置しなおす・押入れやクローゼットも物を詰め込みすぎないで背面や側面に空気の通り道を作ってあげたり、すのこを敷いたりすると良いでしょう。

結露防止対策3:湿度を上げる原因を減らす

住まいの湿度を上げる原因にはどんなものがあるでしょう?

  • キッチンやバスルームなど水を多用する場所の湿気
  • 灯油やガスなど燃焼タイプの暖房器具
  • 汗や呼吸
  • 室内乾しの洗濯物
  • 観葉植物
  • 水槽の水

など、さまざまです。

結露防止対策4:暖房器具を非燃焼系のものに変更する

石油ストーブ、ガスヒーターをエアコンに代える、床暖房にすることも結露対策に有効です。水蒸気を発生させる暖房機はなるべく使用せずエアコンやオイルヒーターなど非燃焼系の暖房器具にするとよいです。

結露防止対策5:観葉植物や水槽の数を減らす

植物は水蒸気を発生させ、水槽があると水が蒸発し水分が発生してしまいます。

結露対策リフォーム

リフォームをする際、オーナー様が抱える家の悩みをいろいろと聞きながら進めていくのですが、この「結露」でお悩みの方は沢山いらっしゃいます。
とにかく湿っていて壁に黒いカビが生えて・困っている・・・ というお話が多く、そのようなお悩みをお持ちの方には、結露対策リフォームをオススメしています。

結露対策のリフォームとしては

・調湿クロス、エコカラットに変更

・断熱窓や2重サッシに変更

・窓フィルム張り

・調湿機能のある珪藻土に変更

などがあります。お住まいの結露状況に合わせてリフォームすることが有効です。

エコカラット 調湿クロス

エコカラットや調湿クロス品は、調湿建材の代表格です。
お部屋の水分量を適切に判断し、水分を吸収したり放出したりする呼吸するタイルです。
デザインも豊富でお部屋のアクセントにもなります。

解体工事

解体イメージ

「解体したいけど…ここには住めない」「もう使えない」そんな建物を放置しておくと、どんどん税金がかかり不利益が生じてしまいます。

相続した住宅、閉店した店舗、古くなった倉庫などの建物はできるだけ早く解体し、土地を有意義に運用するべきですが、多くの方が「なにをどうしていいかわからない」「時間がない」「遠くて立ち会えない」といった悩みを抱えています。

すけみつは、そんな土地の運用にお困りの方に、お客様のライフスタイルや立地条件を考慮した最適なプランをアドバイス。
「よくわからない」「遠方で立ち会えない」お客様も安心してお任せいただける体制を整えております。

こちらで解体に伴い想定される事柄や注意点、ご確認いただきたい点と、すけみつならではのサービスをご覧いただき、まずはご相談ください。

こんな時・こんな方 解体工事をご検討ください!

一般住宅

相続したが、その住宅に住む予定がない

建物が老杤化した

店舗・倉庫・オフィス

建物が老杤化した、廃業した

土地を別の用途で使いたい

解体イメージ

建物を解体して…

駐車場イメージ

駐車場にしたい

大工イメージ

建物を建てたい

売買イメージ

土地を売りたい

遠方、多忙な方に… すけみつの安心解体工事サービス

札幌や札幌近郊に物件を持っているが、住まいが遠方であったり、事情がありどうしても現場にたちえあないお客様に…

現場調査、解体中と解体後、解体後の工事がある場合はその施工まで、一連の流れを写真や動画でご確認いただくことができます。

札幌で立ち会えなくても、現場を目で見られる安心施工が特徴です。

※インターネットでデータを受信できる環境であることが条件です。
※予めお申出いただく必要がございます。

解体工事の流れ

1.ご相談

まずは、0120-533-888へお電話いただくか、こちらのフォームからお問合わせください。

2.現場調査/プランの提示

現場を調査します。また、立地条件等を考慮して解体後のプランも検討します。

3.お見積り/契約

調査をもとにお作りした見積り書を提示いたします。内容に納得いただいた上で契約します。

4.工程表の提出

工定表をお作りしてご提示します。

5.近隣への挨拶

近隣への挨拶を徹底することで、トラブルを未然に防止します。

6.囲い、柵の設置、解体工事

できる限り周囲に迷惑がかからぬようネットなどで防護します。

7.現場確認

ゴミが残っていないか確認して解体工事を完了します。

安心のポイント

見積りに記載していない解体工事が必要になったとき

解体工事の途中、まれに過去の住宅の基礎や浄化槽などの地中障害物が出てくることがあります。
これらの障害物は見積りの段階で想定することができず、発見された場合は撤去しますが、当初のお見積りにはこうした内容を含んでおらず、別に費用が発生してしまいます。
すけみつでは、万一このような障害物が出てきた場合は、まずご連絡させていただき追加費用のご説明をいたしております。

解体工事にかかわる見積り内容は明確です

家財処分に関わる費用は別途お見積りとなりますので、打ち合わせの際に必要かどうかお伺いいたします。
また、工程表を提示することで、工事内容を明確化します。

解体工事の近隣対策

近隣への挨拶

解体を行う際は騒音やほこりなどが発生し、近隣へご迷惑をおかけすることになりますので、丁寧に挨拶まわりを行いご協力をお願いします。

粉塵対策

解体作業は大型の重機を用いて行うため、多量のほこりや粉塵がまいます。できるかぎり近隣の方のご迷惑にならないよう、散水を行いほこりや粉塵を抑えながら作業をすすめます。

騒音対策

騒音は近隣の方にとってとても大きなご迷惑となります。事前の挨拶の際ご協力をお願いするだけでなく、騒音を極力少なくできるような重機を使用しトラブルのないような工事を心がけます。

神仏の魂抜き・お祓い

家財処分をご依頼のお客様につきましては、仏壇、神棚、神仏のお祓い、お焚き上げなどについてもご相談を承ります。

空き家対策には解体の他にもこんな解決法があります!

平成27年5月、政府による空き家の放置への対策として「空き家対策特別措置法」が施工されました。今後は特定の基準に当てはまり、問題のあるとされた空家は「特定空き家」として強制的に撤去され、費用を請求されることになります。
老朽化の進んだ空き家は放置せず、早めに解体することが最適な選択ですが、まだ新しく住むことが可能な状態なら、リノベーションしてマイホームにしたり、賃貸物件にしたり・・・というような方法もあります。
詳しくは空き家対策についてのページをご覧下さい。


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石狩市K様邸 一戸建フルリフォーム【外構編】

雑誌でも紹介された一戸建てフルリフォームの外構施工例です。

石狩市花川の一戸建て住宅をフルリフォームした施工例の外構リフォームをピックアップしました。

白く明るい外観
DATA
住宅の種類 戸建
建築構造
築年数 30年
施工地 石狩市花川
施工日数 約14日
施工年 2012年
施工内容 外壁塗装、インターロッキングブロック施工、芝入れ、雪庇防止柵の設置、屋根葺きなおし、風除室撤去
施工費用 約250万円(外装・外構のみ)
家族構成
間取り 3LDK
一戸建てフルリフォーム外構編

雑誌でも紹介された一戸建てフルリフォームの外構施工例です。
中古の2世帯住宅を大規模施工で家族で暮す一世帯住宅にリフォームしました。
こちらで紹介するのは、外構に関するリフォームです。内装リフォームに関しては、石狩市K様邸一戸建てリフォーム内装編をご覧ください。

施工前の様子

築30年以上ということで外壁の劣化が進んでいました。車庫の塗装もはがれています。

既存の外観

施工前の玄関前はこのような様子です。

既存の玄関先

屋根も劣化が進んでいました。

既存の屋根・梯子

プレゼンボードでご提案

K様邸では、内装外装ともに複数のプランを提案させていただきました。以下に外装プランの一部を掲載いたします。

このほかにもサイディングや塗装などご提案させていただき、最終的に塗装を選択されました。

施工中の外構

今回は、外壁塗装・屋根板金・雪庇止め設置・芝入れ・風除室撤去・インターロッキングブロック施工など行いました。
下の写真は外構施工の様子です。
すでに風除室も撤去され塗装も完了し、玄関ドアが交換されています。外構工事が終われば竣工です。

下写真の両サイドには芝を入れます。そして中央はインターロッキングブロックを施工します。
「インターロッキング」とはかみ合わせる・連結するという意味で
コンクリートブロックを互いにかみ合うような形状にしレンガ風に装飾するものをいいます。

施工後の外構

施工後の様子はこちらです。
施工前と同じ白い外観ですが、雰囲気はまったく違いますね!
外国の一軒家のようです。

芝・インターロッキングも美しいですね!白い家を引き立ててくれます。

お客様の声

外構は、全てアスファルトにするか芝を入れるか迷ったのですが、子供がいるので転んでも怪我をしにくい芝にして良かったです。

担当:長沼 利真

お子様がいらっしゃるので、施主様と相談し敷地内で安心して遊んでもらえることを第一に考え芝を入れさせていただきました。施主様に喜んでいただけてよかったです。
インターロッキングは、アールをつけて施工させていただきましたが美しく仕上がり、シンプルな外観の中にアクセントとして活きていると思います。

営業担当 長沼利真

外壁タイルについて

乾式タイル

タイルと一口に言っても外壁に使用するもの、浴室など内装で使用するもの、床材として使用するものなどさまざまあります。
ここでは住宅の顔ともなる「外壁」に適したタイルに関してご紹介します。

「湿式工法」と「乾式工法」

現在は外壁と言えばサイディングが一般的ですが、タイルはサイディングにはない独特の雰囲気を作り出します。
外壁タイルの魅力は なんと言ってもその高級感ではないでしょうか。
見た目のとても美しいタイル、その貼り方は大きく分けて「湿式方法」と「乾式工法」という2種類の方法があります。

湿式工法(しっしきこうほう)

現場で水を混ぜながらつくったモルタルなどを使用しタイルを貼り付ける方法です。
水を使う方法ですので、施工は天候に左右されます。
左官仕上げなどもこの工法に入ります。

乾式工法(かんしきこうほう)

壁に専用のベースを取り付け、タイルを引っ掛け固定する方法です。
モルタル無しで施工します。モルタルを使わない分工期は短くなります。

外壁を乾式タイルにしませんか?

乾式タイルと湿式タイル それぞれにメリットデメリットがありますが、当社では乾式タイル工法をおすすめしています。

乾式タイルをお勧めする理由は以下にあります。

  • 湿式にくらべ工期が短くてすむこと
  • 施工後のはがれやひび割れが少なく、補修も容易であること
  • サイディングやモルタル塗装と違い塗り替えなどの心配が無いこと(ランニングコストの面でお得)

※月の経過とともにカビや汚れはつくので、洗浄をする必要はあるかもしれません。

ただし、サイディングや湿式タイルなどに比べ イニシャルコストがかかってしまう工法です。
ですので、建てる地域や予算にあわせサイディングなどと比較しながら良い選択をしてください。
外壁でお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。


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屋根塗装リフォーム

屋根塗装イメージ

屋根というのは、住宅のどの部分よりも過酷な環境に位置する部位です。
直射日光・雨・雪・風・ヒョウやあられなど、あらゆる自然環境から家族を守ってくれる「屋根」ですから、定期的にメンテナンスを行い、長く安心して住めるようにしていきたいですね。

屋根のメンテナンス方法は塗り替え・貼り替え(葺き替え)・重ね貼りなど沢山ありますが、ここでは塗り替えリフォームをご紹介します。

屋根塗装の時期

築年数が10年を超えると一般的には屋根塗装の時期にさしかかっているといえます。
立地条件によって差がありますので、一概に10年とは言えませんが、目視で屋根の色褪せが分かるようでしたらそろそろ塗装の時期だと考えてよいと思います。
その他にも、屋根が反っている、コケが付着している、塗料が剥がれているなどの症状がありましたら、塗り替えをご検討ください。

塗り替えと貼り替え(葺き替え)どちらがいい?

屋根をリフォームする時、塗り替えと貼り替え(葺き替え) どちらがいいのか迷いませんか?
時と場合によって、オススメする工法は様々なのですが、ここでは単純に塗り替えと貼り替え(葺き替え)のメリット・デメリットをご紹介します。

塗り替え

メリット

  • 工事費用が安い
  • 工事期間が短い

デメリット

  • 貼り替えに比べ次回の施工までの期間が短い

貼り替え(葺き替え)

メリット

  • 塗り替えに比べ、次回の施工までの期間が長い

デメリット

  • 工事費用が塗装より高い
  • 工事期間が塗装より長い

築年数や屋根の状態によって、塗装の方が良い場合・貼り替えの方がよい場合がありますので、屋根リフォームをお考えならお気軽にご相談ください。

ポイント

外壁の塗装をする際、必ず足場を組みます。
足場を組むだけでも費用がかかりますので、屋根の補修や塗装なども一緒に依頼することをオススメします。外壁・屋根の状態をみて、良い時期に一気に施工することで費用を抑えることが出来ます!

鉄部塗装

アパートの鉄骨階段やバルコニーの手すりなど住宅にはあらゆるところでスチール製品が利用されています。鉄部の劣化を放置したままにしておくと、穴が開いたりして危険です。塗膜が剥がれてきたり、さびが目立つようになったら早めに塗り替えすることをオススメします。

「ポイント」でも紹介した通り「足場」を必要とした場所のリフォームは、セットで施工することでお得になります。 屋根塗装をお考えなら、鉄部の補強や塗装も一緒にしませんか?


屋根塗装の他にも内装塗装や外壁塗装など沢山の種類がございます。

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ウッドデッキで暮らしに潤いを!

ウッドデッキ施工をお考えならまずこのページをご覧ください。札幌などの寒冷地のウッドデッキを考えます。

ウッドデッキイメージ

家にいながらにして、外の開放感を手軽に味わえる空間として人気の高いウッドデッキ。
「なくてはならない物」ではありませんが「くらしの質を高めてくれる空間」としての役割があります。

本来は、木材で作られた床の総称の事をウッドデッキと呼びますが、札幌などの寒冷地では特に重い雪と雪溶時の水に耐える素材が理想なので、加工されたものも含めウッドデッキとしてご紹介しています。

家族や友人とバーベキューを楽しんだり、暖かな午後にペットと日向ぼっこしたり、ガーデニングを楽しんだり・・・ と楽しみ方もさまざまなウッドデッキ

北海道の短い夏をうんと楽しむためのアイテムとして、ウッドデッキを施工しませんか?

ウッドデッキの選び方

ウッドデッキの素材はどんなものを選べばいいのでしょうか。

すけみつでは、ウッドデッキを取り入れる場合は、一般的な住宅リフォームに比べ素材選びを慎重に行うことをおすすめしています。なにも考えずに安さで選択してしまい、まったく手入れをしないで数年経つと、思いがけず木材にほころびが現れ、足を乗せるとしなったり、朽ちて穴があき使えなくなってしまうのです。(下は板の貼替と防腐剤添布を行った写真です)

ウッドデッキ施工前後の様子

ウッドデッキを導入するなら、どのくらいの期間使用に耐えうる素材をどのくらいの予算で導入したいのか、メンテナンスは自分でできるのか毎回依頼するならどのくらい予算が必要なのかを事前に把握し、長期的な視点からご自身の希望に沿う素材を見つけて取り入れるようにしましょう。

素材感、値段、耐久性、メンテナンスフリー。あなたのこだわりに合ったウッドデッキ素材をぜひ見つけて下さい。こちらに掲載していない情報もございます。お気軽にお問い合わせください。

人工木ウッドデッキ

本来は「ウッドデッキ」イコール「自然の木材を使用した物」というイメージがありますが、人工の木材を使用したウッドデッキもございます。自然の木材は美しく香りも豊かで魅力的ですが年月の経過とともにどうしても老朽化してしまいます。
耐久性が高い木材であってもそれを完全に防ぐことは出来ないのです。
そうした心配をせず、ナチュラルな見栄えのガーデンライフを演出するために作られたのが人工木です。

多くの人工木は、木の粉と樹脂を混ぜて作った加工品です。低価格の天然木材はメンテナンスを行わないと半年で色褪せ、数年で割れ、10年以内に朽ち落ちてしまいます。しかし、人工木は吸水率が低く短期間で割れることがありません。
製品の質が均一で大量生産できること・そして廃プラスチックや廃材を利用して作ることからエコ商品としても注目されています。

ただし、気温により極端に表面温度が高くなったり低くなったりすることが難点です。そして、やはり天然木の肌触り・風合いにはかないませんし、人工木だから永遠に劣化しないというわけではありませんので、メリットデメリットを十分に比較して導入するようにしましょう。

人工木ウッドデッキ断面

ウッドデッキのリフォーム施工例

ウッドデッキの施工事例をご覧ください。


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