い草表の畳は『天然の空気清浄機』と言われいます。
雨が降った日に室内の湿度が上昇しますよね、そんな時、畳が室内の湿度を感知して水分を吸い込み、逆に湿度が低い時に水分を放出してくれるのです。
そのメカニズムは、スポンジの様に小さい穴で構成された多孔質構造にあります。い草効果の秘密を握るこの穴は吸放湿性だけでなく、下に示す人に住宅にやさしいさまざまな効果を発揮しています。
また、人の肌に近い自然色は視覚的にも安らぎを与えてくれている…といったら、「そういえば…」って思いませんか?畳はどこまでも人に“癒し”を与える私たちの大切なライフパートナーなのです。
窒素酸化物やホルムアルデヒド、二酸化窒素ガスなど空気中の有害物質を吸着し減少させる作用があるため、天然の空気清浄機として機能しています。
臭いの元だけでなく、い草の香り成分には、バニラに含まれるバニリンや、樹木と同じフェトンを初めリラックス効果をもたらす成分が含まれています。
冬は室内の暖かい空気を外へ逃がさず、夏は外気の熱の侵入を防ぐ働きをします。
梅雨時など湿気の多い季節は水分を吸収し、室内が乾燥してくると蓄えた適度な水分を放出するエアコン作用を備えています。
隣のお部屋や階上がフローリングの場合、どうしても音が響いてきますが、畳のお部屋は音を吸収し伝わりを防ぎます。
オーディオやテレビの音などもやわらげてくれます。
ご年配の方や、小さなお子様が万一転倒しても、畳には弾力があるので安全です。
さらに弾力性を強めた、衝撃吸収畳もありますので心配な方はご相談下さい。
福岡市内の学習塾で畳敷きの特別教室をつくり、普通の教室に比べて違いがあるか調査したところ、畳敷きの部屋のほうが解答数が14.4%高かったという調査結果がでています。(森田洋教授著イグサのすべてより)
↓イ草で集中力がUP!に興味がある方は、「畳で出来ます受験対策」ページもご覧ください。
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