ぱっと見では分かりませんでしたが、畳をめくってみると湿気で黒カビが入っている状況でした。
戸建用の畳床が入っていたため湿気を吸い込みカビが発生してしまっていたようです。
衛生的な状況に改善したいとのことでした。
戸建用の畳は下層部分に畳ボード(木材を粉末状にし固めたもの)という床の水分を吸収しやすい素材を使用しています。
一方マンションの場合は下層に断熱材(ミラフォーム・スタイロフォーム)など、水分を吸収しにくい素材を使用します。
今回の現場はマンションでしたが、戸建て用の畳が入っており、床が湿気でカビていましたので、マンション用の畳に変更しました。畳表もイ草に比べカビが発生しにくいダイケン銀白カラー灰桜色を採用しました。
ダイケン 銀白カラー【灰桜色】
もっとも一般的な引き目織の和紙表です。ほんのり桜色が入った灰色で、落ち着いたやわらかい印象を与える色合いです。
マンション用の畳床に変更しただけでなく、湿気対策として、畳を敷く前に竹炭パワーシートという畳の下に敷く機能性シートも入れました。
※竹炭パワー遠赤外線効果、ダニの忌避効果、悪臭の除去効果・高湿度防止効果に期待できるため畳下の環境を改善するにはお勧めの商品になります。
施工後の様子をご覧ください。
同系でトーンの違う縁(ヘリ)と合わせることで、落ち着いた上品な仕上がりになりました。
畳ナビはトータルリフォームのすけみつが運営しています