畳工事と共に和室全体をリフォームしました。
中古で買った戸建の和室とのこと。
しばらく、そのまま使っていらっしゃったとのことですが、各所に汚れや傷が目立っています。
「仕上りがイメージできないので、材料の選定を手伝ってほしい。」というご要望でした。
仕上がりをイメージしやすいよう、合成写真を作成しご提案させて頂きました。
四畳半の和室の畳・襖・障子・壁紙をリフォームをしました。
畳は、しっかりこだわりたいということで、イ草の打ち込みの量が多い国産エコファーマー畳表 特選品にて施工しました。
襖は、1000番台の中から、ベージュ系をベースにし、しっとりと重くなり過ぎない赤をポイントで使用するようお勧めしました。
合成写真では、押入の下のクロスを赤にするかどうか?畳縁の色は淡い方がいいか?など、本当にちょっとのことですが、お客様が気にしていたので作ってみました。
合成写真のカラーバランスを、よりリアルに表現するため、尺角のサンプルの壁に貼って写真を撮っています。
畳の色が緑色でないのは、日焼け後をイメージしています。日焼け後の畳の方が、過ごす時間が長いからです。さぼったわけではないですよ。
また、押入の開き戸の留め金が壊れていたので交換し、開き戸の開き具合も調整しました。
施工後の和室の様子はこちらです。
落ち着いた赤の襖が印象的な和室ですね!
1年半後、またお伺いする機会があり、せっかくなので和室の写真を撮らせていただきました。 思っていた以上に、畳がきれいに日に焼けていて、びっくりでした。
良い畳表は、日焼けの仕方がとても綺麗なんです。 是非、ご自宅の畳と比べてみてください。
とても素敵な和室ですね!
小さな工事でしたが、何度も何度も通って打合をしてくださりました。
仕上がりも満足です。
クロスの品番を決めたり、お見積の金額、合成写真を作ったりと、忙しい現場ではありましたが、仕上りも良く、職人としても満足の現場でした。
ちなみに、自慢ではありませんが、この現場の合成写真、私が作ったものなんですよ。(畳もつくりますが、パソコンもちょこちょこいじれる畳職人なんです。これを最後に合成写真は、作っていませんが)
1年半後、別件でお伺いすることになり、和室を見せていただくと、ぷっくりとした綺麗な畳表を見て、頑張った我が子を見るような感覚に・・・
思わず写真をパチリと撮りました。
壁紙も襖も障子も、良い味だしてますよね
。
熊本県産の上質な畳はいかがですか?
国内で最大のい草生産地熊本の中でも、環境に配慮し、減農薬をこころがけたエコファーマーによる安心安全のい草を使用した畳表です。
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