施工のポイント

ワラサンド床（とこ）

ワラサンドとは？
・・・断熱材を藁でサンドした、断熱効果を強化した畳床（たたみとこ）です。
　　 一般的に流通している建材畳床に比べ、踏み心地が柔らかいのが特徴です。

お施主様より事前に「畳床のサンプル」があれば見せていただきたいと、ご希望がありましたので打ち合わせの際に、お施主様自身でサンプルの踏み比べをしていただきました！

何度か踏み心地を確認し、「これかな！」とお声をいただき、ワラサンド畳床に決定しました！

ワラ床と建材床の比較動画はこちら▼

近年、住宅で新畳を作る場合、そのほとんどが建材畳床のため、ワラ床の新畳は非常に少なくなってきています。
せっかくなので、短いですがワラサンド床の畳を製作している動画をぜひご覧ください。

使用した畳表（たたみおもて）は、熊本エコファーマーこだわり品です。

国産のイ草で作られた畳表で、平成諸目織で作られています。
1本1本に強度のあるイ草でしか織ることのできない織り方です。
見た目もとても美しく仕上がります。

平成諸目織について詳しくはこちらをクリック→田淵さんの畳表

イ草の畳表とワラ床を使用した6畳間では、約3リットルの吸湿能力があると
いわれており、乾燥してくると水分を放出してくれるので、
適度な湿度が保てます。 過ごしやすいお部屋になること間違いなしです！