柄表の和室を和紙畳で表替えいたしました。
「ちょっと変わったものを・・・」というお客様のご希望にそってダイケンの白茶色の和紙畳を使用し、和室がより明るく爽やかに変わった施工例です。
今では珍しい柄表が入っており、また、畳表の色は黄金色に色づいていることがわかります。
通常畳は4~5年で裏返しを行い7~8年程度で表替えを行うのが一般的ですが、こちらのように畳表の色が黄色や褐色になっているようでしたらお取替えをオススメしております。
→畳の交換時期について詳しくはこちらもご覧くさい。
また、畳が縮んでしまったのか、6mm程の隙間もあいていました。
今と同じような柄表があれば柄表で施工したい、出来なければ、イ草のような普通の畳ではなく、ちょっと変わったもので施工したいとのご要望でした。
1.柄表に負けない個性のダイケン「和紙畳」のカラー表
今回、表替の依頼があり現地調査に伺ったのが、年末の12月18日でした。
柄表(柄で織りされている表面の畳)で表替を検討されていましたが、柄表の材料は札幌に在庫はなく、岡山からの取寄せ商品となります。
取寄せ期間も、受注生産品のため2・3週間はかかると思われ、今回は断念することとなりました。
お客様のご要望で、普通のイ草ではなく、ちょっと変わった商品で畳の貼替をしたいとのことでしたので、ダイケンの和紙畳「銀白カラー」の新商品のカラー表をご提案しました。
▼今回使用したダイケンの和紙畳「銀白カラー」
2.和室がぱっと明るくなる、「白茶色」
新商品では引目タイプの新色カラー「乳白色」「栗色」「灰桜色(はいざくら)」「白茶色」「胡桃色(くるみ)」が追加されました。
提案させていただいた中から、白系で明るめの「白茶色」の和紙畳と淡いイエローを配した柄縁の組み合わせをお客様に選んでいただきました。
柄が無くなったのでさっぱりとした印象になり、何より、お部屋の明るさが大きく変わったのがわかりますでしょうか?
まずは古い畳を撤去し綺麗に掃除いたします。
畳の下は普段掃除ができないため埃やゴミがたまっており、このような汚れそのままにしておくと、カビ臭かったり、古臭い匂いもするので畳を替える前には綺麗に掃除をすることが重要です。
掃除完了後、表替えを行いました。
上品な色合いの新しい和紙畳と畳縁で和室の印象が一気に明るく爽やかになりました。
和紙畳は変色せず美しさが長持ちし、ささくれにくいということも大きなメリットです。
カラーも豊富で耐久性も優れた和紙畳での表替えをご希望の際は是非すけみつにお問い合わせ下さい。
和紙表のメリットは毛羽立ちにくく・丈夫な点に加え、自分好みのカラーで和室をデザインできるところです。 日頃のお手入れは、掃除機を使ってください。最近の掃除機は、ヘッドに回転ブラシがついており、畳表を傷つけてしまう恐れがあるため、手元のスイッチにあるブラシ回転をOFFにしてから、掃除をするのが、綺麗に長く使用するコツです。 是非一度、お使いの掃除機を確認してみてください。
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