変形畳の工事をさせていただき、その後トイレの交換をご相談いただきました

施工前の畳の様子

中古物件をご購入され、畳を張替えたいと現地にお伺いいたしました。
畳の床の状態も良く、表替だけで十分でした。
畳が一枚、変形タイプのため裏返が不向きのため、低価格の国産表を短い間隔で貼替るよう、お勧めしました。

施主様からの要望

「畳は、お任せでお願いします。」「トレイは便座が無いので、安価で新しい物に交換をしたい。 換気扇も音がうるさいので何とかしてほしい。 」とのご要望でした。　

施工のポイント

畳の角が欠けたちょっと珍しい変形畳でした。
単純に畳表を折ればできあがりではなく、折る部分を水に浸し、柔らかくなった頃合に折曲げ、折クセを付けながら乾燥し、乾いたら逢着。
とても手間のかかる作業です。

完成した変形畳を含む和室の様子をご覧ください。

こちらが、角の欠けた変形畳です。

トイレは、なるべく安いもので新しくしたいということで、ウォシュレット一体型トイレをご紹介しました。

既存便器を取ると、以前貼っていたクッションフロアが見えました。

前に住んでいた方が、家を大切にされる方と予想ができますね。
以前のクッションフロアは、ツルっとした素材のため、下地の凹凸を若干拾っていました。
そのため、今回は、少しボコボコした素材をご紹介しました。

浴室の換気扇は在庫がなく、後継機種も探し見つけはしましたが金額が高めでした。
お客様と相談し、三菱の浴室用換気扇のサイズに天井を開口し、取り付けることにしました。
これで、また換気扇が壊れても、同等品が直ぐ見つかるので安心です。

最後にトイレを取付け、試運転し作業完了です。
こちらの現場は給水管が凍結し解氷のためお客様ご自身で壁を開口したそうです。

壁の復旧が間に合わず開口したまま、トイレ交換工事は終了しました。
この後、壁の復旧工事も行いました。 

お客様の声

手早く作業をしていただき、とても助かりました。　また何かありましたら、よろしくお願いします。

畳担当者からの一言【田川　学】

久しぶりの変形畳でした。
こちらの工事は真冬の時期で、冷たい水にイ草を浸しても、なかなか水を吸ってくれません。
お湯を作ってぬるま湯にして、時間を計って浸す・・・浸す時間が長いとイ草が変色し、短いとイ草がぱっくり割れてしまう、とっても手間のかかる作業なのです。

でも、こういう手間のかかる作業は嫌いじゃないです。時間に余裕があるときは、楽しい作業です。

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内装担当者からの一言【澤野　優二】

１日で完了しまして何事も無くお引渡し出来ました。
浴室の換気扇まで追加で頂きまして、有難う御座いました。

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