当サイトをご覧頂き、お問い合わせいただきました。畳の表替をご希望されておりましたが、現地にてご相談の後、障子の張替えも併せて施工することになりました。
畳は、和室入り口と仏壇手前を中心に毛羽立ちが進んでいました。
とくに仏壇手前の畳は足で踏むと深く沈み込んでしまう状態でした。
こちらのお宅は和室に西日が直接あたるため、障子は全体的に日焼けが目立ち、シミも数箇所ありました。
※今回のお客様の障子は雪見障子(猫間障子)という種類で、下部の小障子が上下に動き、外を望むガラスが組み込まれているタイプの障子でした。
※組子(障子の中枠)の本数が少ないデザインの障子でした。
「お休みが一日しかないので、工事を一日で終わらせたい。」との事でした。
北側の小さな障子2枚は、お客様ご自身で障子の張替えをされていたので、その障子紙の柄と同様のもの選び張替えをしました。
雪見障子の組子(障子の中枠)が歪まないように、伸縮性の少ない通常の和紙で対応しました。
傷みの酷い仏壇手前の畳は、畳の床(土台)を新しく交換する新畳にて対応し、それ以外は畳表を交換する表替で対応しました。
施工後の和室はこちらです。
下写真の左側一畳分が新畳でその他は表替えで対応させていただきました。
ストーブの足の切欠もきれいに仕上がっています。
ちょっと早めに着いてしまい、ワンちゃんと戯れつつパチリ!
とってもお行儀の良いワンちゃんでした。
畳工事の前にお客様が障子の張替えをされていました。初めて張替えしたとは思えないほどきれいに仕上がっておりました。
今回のお宅は障子の種類が雪見障子で桟(サン)の間隔が広いデザインだった為、障子紙選びには特に気を使いました。 当初予定していた障子紙はタフトップという種類で通常の障子紙に比べ4倍の強度があり、水に強く汚れにくい和紙なのですが、収縮する力が強いため桟(サン)の間隔が広い障子では、歪みが発生し仕上がりに影響が出るため、今回は通常の障子紙(すずらん)で対応しました。
畳の床は、少なくても20年から30年、使い方によっては50年以上もつと言われています。 ただし、出入り口や仏壇・押入れなど普段よく使用される部分は例外です。
出入り口は同じ場所を何度も踏み込むため、仏壇手前は拝む際に同じ場所で何度も座ったり立ったりするため、押入れは同じ場所で布団や荷物を出し入れするため傷むのが早いと考えられます。
ブヨブヨしていたら交換サインかもしれませんので、畳表を交換する際は、是非ご相談ください。
今回のお宅のように、畳の張替え・交換だけでなく障子や襖、クロス張替えなど併せて施工すると、より和室が明るくなり雰囲気がガラッと変わりますので、お気軽にご相談ください。
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