茶室にあった炉を塞ぐ埋子を撤去し新畳を入れ障子と襖を貼り替える和室の全面修繕工事です。
畳表は長年の使用で表面がささくれておりました。 以前は、お茶室としても使用していたため、炉を塞ぐ埋子(小さい畳)がありました。
障子も所々にシミがあり、 襖紙は日焼けし黄色く変色していました。
「今ではお茶を立てることがなく、炉を塞ぐ埋子の部分を歩くとブヨブヨするため、普通の畳にし、あわせて、他の全ての畳を新調してほしい。障子や襖紙も、古くなったので併せて貼替をしてください。」とのことでした。
今回、全ての畳を新しいものに交換することになりました。
床下に炉が切ってあるため、お部屋の採寸は、炉の位置に畳の端が乗らないよう注意しながら行いました。
炉の部分の畳がブヨブヨしないように、3ミリのステンレス板にL字のアングルを溶接した簡易的な蓋を金属加工の職人に制作してもらいました。
今回使用した畳表は、上から二番目のグレード「国産エコファーマー畳表 特選品」にて施工しました。 長めのイ草を使用したタイプで、畳中央と縁付近の色の差があまり出ないのが特徴です。 イ草は、穂先と根に近い部分とでは、色が全然違うため、短いイ草の畳表は、どうしても色の差が出てきます。
い草の長さは100~150cmと言われており、長いほどグレードが高くなります。
国産エコファーマーについてはこちら!
白の清潔感ある真新しい襖になりました。
明るく光が差すとても綺麗な障子です。
新しく貼りかえすると気持ちよいですね。
国産のエコファーマーの表を使用して新畳になりました。国産表なので寝そべって休憩しても安心ですね。
縁も落ち着いた色でとても上品な和室に仕上がりました。
障子紙や襖紙も新しく張り替えたので、お部屋がほんのり明るくなり、とても清々しい気持ちの良い空間に生まれかわりました。
茶室だった部屋を一般の和室に変更するなど、和室のことならまずはご相談ください!
熊本県産の上質な畳はいかがですか?
国内で最大のい草生産地熊本の中でも、環境に配慮し、減農薬をこころがけたエコファーマーによる安心安全のい草を使用した畳表です。
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