日差しを遮るものが無い、素晴らしい眺望のマンション最上階なのですが、安価な中国産畳表が入っており、そこに直射日光があたり、さらに元気なワンちゃんの爪によりひっかき傷なども出来、たった4年で毛羽立ちが起き、靴下などにい草の繊維が付着するようになったそうです。
あまりに毛羽立ちが酷いので、ご主人様自らの手で、畳の場所を入れ替え凌いでいたとのことでした。
「毛羽立ち難い素材で、リビングや和室のイメージにあった畳が欲しい。」とのことでした。
日差しの強いお部屋なため、日焼けに強く丈夫な和紙表をお勧めしました。
明るめのカラー畳表に興味があるようでしたので、その特徴を説明し、プランボードを作成し検討して頂きました。
黄金色、グリーン、乳白色でご提案させていただき、最終的に乳白色を選択されました。
施工前後の和室の様子を写真でご覧ください。
施工前の和室(1)↓
施工後の和室(1)↓
施工前の和室(2)↓
施工後の和室(2)↓
思っていたより明るい畳表でしたが、リビングのフローリングや和室の白い壁とも違和感なく、満足いく仕上りでした。
今回、お客様にお勧めした縁無半畳のカラー表 乳白色 の特徴は、とてもお部屋が明るくなり濃い色の建具や家具とのコントラストが美しく表現できることです。
その反面、汚れが目立つのがデメリットとしてあげられますが、こちらのお部屋にはピッタリの配色だと思います。
また、汚れが目立たないお勧めのカラーは、グリーンや亜麻色など中間色です。
今回のご提案では、ダイケンの和紙表になりましたが、他にも樹脂製の畳表などもあり、用途や触り心地、カラーバリエーションなど色々なご提案が出来ると思いますので、是非、ご相談ください。
畳ナビはトータルリフォームのすけみつが運営しています