若いご夫婦と赤ちゃんの三人家族でお住まいの物件の和室の畳を表替え致しました。
防虫シートを敷いて赤ちゃんにも清潔で安全な和室に仕上がりました
今回の施主様は若いご夫婦と赤ちゃんの三人家族。
引越してきて間もない賃貸物件の畳の状態が悪く、すぐに貼替をしたいご様子でした。
このように畳は褐色に色やけし、ところどころ擦り切れている箇所もあり、
交換の時期を迎えていました。
また、畳の厚さ・サイズを調べるため畳を外してみると、
畳の下には紙魚(シミ)という虫の死骸も見られました。
畳に生息する虫と思われがちですが、カーペットの下・押入・本棚の中・家具の裏・冷蔵庫下など、
暗くて湿った場所を好む虫で、どこにでも生息し、紙や人の髪・垢・フケなど食べている虫です。
人には危害のない虫ですが、小さな赤ちゃんがいるご家庭としてはやはり心配です。
今回のお客様は転勤が多く、今回表替えをする物件も長く住む場所ではなく、安全で安価な畳表をご希望だったため、国産普及品での表替えをご提案いたしました。
い草の名産地・熊本県産の豊かな自然環境と、低農薬を心がけた栽培方法で育まれた安心安全で高品質な畳表の中でもお手頃な価格のものを使用しております。
↓国産普及品の畳についてはこちらもご覧下さい。
畳の下に虫の死骸があったので、防虫シートをお勧めしました。
防虫シートにも揮発性(蒸散性)のものと食毒性のものがあります。
今回は、赤ちゃんの安全を考慮し食毒性の防虫シートにしました。食毒性の防虫シートは、虫がシートを食べることで毒がまわり死に至るため、効果的には低いのですが
使用する殺虫成分が揮発しにくいので、シートがある限り防虫してくれるため、長期使用に適しています。また、揮発しにくいので、無臭で小さなお子様にも安心・安全に使用できる優れた防虫シートです。
ダニにも効果があるため、気になる方は敷かれることお勧めします。揮発性の防虫シートは、接触・食毒による殺虫効果のため、効果は高めですが、1・2年で効果はなくなります。また、畳の隙間から若干、薬品の臭いがする場合があります。臭いに敏感な女性などは敬遠する方もいらっしゃいます。
今回はこちらの食毒性防虫シートを畳の下に敷いて施工しました。↓
こちらが防虫シートを敷いて表替えを行った後の様子です。
色やけし、痛んでいた畳が綺麗な緑色の畳に変りました。
銀色の畳縁もよく合っていて綺麗です。
防虫シートを敷いて、低農薬の安心安全な熊本産畳に表替えを行い、
赤ちゃんも安心して畳と触れ合える和室に仕上がりました。
子どものことも、考えて材料をお勧めしてくれるので、とても安心してお願いすることができました。
高価な防虫シートなのに、以外にペラペラなんですねぇ。
食毒性の防虫シートは、ちょっと金額が高めです。
ペラペラなのは、虫が食べやすくするため薄く柔らかいクレープ紙を使用しております。
食毒性の防虫シートは、人体には無害なホウ酸塩を使用しています。 ホウ酸塩は人体では腎臓で分解し無毒化するのですが、腎臓機能が無い虫は、食べてしまうと死に至ります。紙魚(シミ)は、一度でてくると繁殖力が高く、駆除するのが大変です。この防虫シートは、長期で使用可能なのでその点でも便利です。 気になる方は、畳の下だけでなく、押入の下や本棚の下などにも入れています!
熊本県産の上質な畳はいかがですか?
国内で最大のい草生産地熊本の中でも、環境に配慮し、減農薬をこころがけたエコファーマーによる安心安全のい草を使用した畳表です。
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