掘りごたつの広い和室でした。
既存の掘りごたつを撤去し、畳の大広間にしてほしい。とのことでした。
床工事
既存の掘りごたつが今後復旧できるように、部材をこたつ内に収納し床を製作しました。
床板も出来るだけシンプルな構造で製作し不陸調整して収めました。
畳工事
既存の掘りごたつを撤去し畳を敷く場合、敷き込みパターンが2つあります。
下は、今回施工した掘りごたつのある広間の既存図です。
以下のような2種類の敷き込のご提案をさせて頂きました。
1)工事金額を抑え安価に収める敷き方
2)見た目を整える敷き方
お部屋ごとにイメージプランを作成し、お客様と打ち合わせさせて頂きました。
既存の畳には、わらの畳床に和紙の表が使用されていましたが、 和紙とわら床では材料の硬さがなじまない為、数年使用していると下の写真のように凸凹が目立ち始めることがあります。
今回は既存のわら床を生かし表替工事の為、わら床と相性が良いイ草の国産普及品をおススメしました。
施工後の大広間の様子をご覧ください。
掘りごたつ部分にも畳が収まりました。
畳工事をしたお部屋に入る手前からイ草の良い香りがしました。
やっぱり新しい畳は気持ちが良いですね!
大広間以外にも土間・クローゼット部分の床も畳が敷き詰めてあり、約80枚の畳で敷き詰めているお部屋でした。
今回は営業中の施設での工事でしたので、現場での作業は畳の引き下げ→工場で畳製作→納品作業という流れで工事を 行わせていただきました。
畳が傷んでいるけど営業時間の問題があるため、交換のタイミングが無い…というお客様でも最善の工事方法にご協力させて頂いております。
畳工事でお困りの際はお気軽にご相談下さい。
熊本県産の上質な畳はいかがですか?
国内で最大のい草生産地熊本の中でも、環境に配慮し、減農薬をこころがけたエコファーマーによる安心安全のい草を使用した畳表です。
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